制作物のまとめ

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青木真兵・柿内正午『二人のデカメロン』

一四世紀半ば、ヨーロッパ中でペストが猛威を振るうさなか、フィレンツェの作家ボッカチオは『デカメロン』を著しました。これは「十日」を意味することばで、感染症対策で外出自粛を強いられた当時の老若男女十人が、十日間にかけて退屈…

『『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論』

映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉わ…

『会社員の哲学 増補版』

2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異…

2024.09.06

きのうは盛りだくさんでよく動いたので今日は抜け殻かと思いきや、元気は持続している。やはり毎日くたくたになるまで動いてぐっすり眠った方が調子はいいのかもしれないね、そう思いながら三千円で買って数年来使い続けているスマートウ…

2024.09.05

九時くらいに起きる。おいしいパンで朝食。十三時過ぎくらいまで集中して、四ポモドーロだか五ポモドーロでゲラ作業。先月郵送して紙でもらっていたものに赤をどんどん入れていく。締め切りがふわっとしているのに甘えて、ずいぶん時間を…

2024.09.04

寝相がすごく、奥さんの足許で枕をかき抱きながら丸まっていたようだ。体がばきばきだった。それで起きる気になれず、のろのろ起床。ゆっくり朝食をとり、奥さんとおしゃべり。ようやく出勤。正午からずっと会議が続き、お昼を食べる隙が…

2024.09.04

さいきんの労働意欲のなさはさすがにやばく、やる気がないとかの前に「考える」回路自体が停止している感じがある。手を動かす以前の、何のためにどう手を動かすかがそもそもわからない。やるためのものの考え方が不在というか、課題やタ…

2024.09.02

月曜なのでやる気が出ず、朝は早めに起きたのだけれど朝ごはんを食べたあとしっかり二度寝をしてしまう。それでも労働には差し支えない程度に早起きだった。あきらかに寝不足というか、昨日の興奮の余韻もひいて、ただつらい疲れだけが残…

2024.09.01

午前中は中古物件のリノベーションについての取材が入る。インタビューされるというのは初めてのことで、ふたりしてそわそわしていた。不自然でない程度に片付けをして、ふだん閉めっぱなしの雨戸を開けて採光したりと張り切る。約束の時…

2024.08.31

はじめて亀有で降りる。香取神社のなかに食い込む形の変な立地のケーキ屋でお茶して、本格的な空腹を感じたので亀有メンチでごはん。メンチ、とってもおいしかった。油の切れがよくて、ぜんぜんしつこくない。お孫さんだろうか。店を手伝…

2024.08.30

きのうの日記は『土左日記』に触発されて真夜中まで書いていたのだけれど、ほんとうだったら日付が変わるころにはベッドにいるべきだった。今朝は午前早くの会議のために早起きの必要があったからだ。在宅もできるようになって、早起きの…

2024.08.29

台風10号は今週後半にかけて列島を横断するかもしれないと予報されていたけれど、昨晩から明日にかけてじりじりと九州に留まっており、だからといって関東も影響がないわけではなく、頭はぼんやりするし、目の奥がじくじく痛む。風もつ…

2024.08.28

台風の影響だろうか、昨晩はうまく寝つけなかった。台風は近くにある時よりも、台湾から九州にかけてのエリアにあるときのほうがきつい気がする。それで今朝、えっもう九時半、と飛び起きた奥さんに続いてのろのろとベッドを這い出たつも…