2022.01.31
月末が月曜日だとなんだか騙されたような気分になる。 昨日届いた校正を確認していると、散髪のような気持ちよさがあった。粗野な文章に、そっと櫛や鋏を通してもらって、粗野が野趣に昇華される感じ。こうしてみると僕はリズムや見栄え…
月末が月曜日だとなんだか騙されたような気分になる。 昨日届いた校正を確認していると、散髪のような気持ちよさがあった。粗野な文章に、そっと櫛や鋏を通してもらって、粗野が野趣に昇華される感じ。こうしてみると僕はリズムや見栄え…
きのうは奥さんに付き合って映画みたいに編集された舞台を観たので、きょうは僕に付き合ってもらうことにして、演劇みたいに演出された映画を観にいくことになっていた。 下北沢へ。開演まで40分弱。まずはブランチ。ボーナストラック…
日中は月末読書会というものに参加した。『ケアと倫理のエンパワメント』を囲む会だった予定が、選書した主催の方がおやすみで、雑談をするいい機会となった。ZOOM のリンクを踏むと承認の手順もなくすぐに参加する仕様で、繋いでか…
「与えられたものではないものは忘れることができる。でも自分の身に起きたことは忘れられない。神よ、こんなことを理解する目にあわないですむように、すべての人をお守りください」 運命が胸にいだかせてくれる願望ではなくて、たんに…
午前中は浴槽に張ったお湯に塩を入れて半身だけ浸かりながら本を読んでいた。 修理に出していた靴を受け取りついでに、豆花を買って帰ることにした。お店の近くの蕎麦屋で、うどんみたいな肉南蛮蕎麦を食べた。豆花屋は一人で回していて…
アーレント『ラーエル・ファルンハーゲン』を読み始める。引用しようとしたら切れ目なく延々と引き写したくなって、結局やめる。そういう本になりそうだった。自分に響いた本ほど引き写さないで済ませてしまうことが少なくない。思考とい…
網野善彦『日本中世に何が起きたか』を読み終える。講演の速記録などラフな文章をまとめた一冊を通じて描かれるのは、神聖視から蔑視への転換という動態だ。たとえば、以下のような事例がわかりやすくて楽しい。中世では罪人の家を焼き払…
きょうのお昼は東海林式チャーシュー「改」チャーシュー麺。『おいしいものでできている』を読んで、二人とも醤油ラーメンが食べたくなってしまったからだ。乾麺を電子レンジで茹でているあいだに、土曜に漬け込んでおいたチャーシューの…
今日は久しぶりに朝から立ち仕事で、思ったより疲れなかった。もろもろ済ませたかった用事も完了できてよかった。行き帰りの電車で映画を観るということをして、僕は長らく映画を細切れに観ることを許せなかった。映画は小説や音楽と同じ…
目覚ましに『プリティーリズム』を見る。 したたるような赤身肉とフルーツサンドを求めて町へ。 いきなりステーキに初めて入った。奥さんは以前一回来たことがある。この店舗がなのか、全国的にそうなのかはわからないけれど、とにかく…