電車では『漂流物・武蔵丸』。今日もほちゃほちゃ言うてるゥ。めちゃ暑い。吐きそう。昨晩はさっぱり寝れなかった。寝た気がしなかった。そんな中にこの日照り。もうだめだ。
朝起きれずになにもお腹に入れずに出た。昼にカルビ丼を頼んだらご飯の量が多すぎて、食べている途中で具合が悪くなってしまった。食べ物を残すと惨めな気持ちになる。だから若い頃は無理してでも食べて後で吐いたりしていたが、若くないとそもそも無理ができない。歳をとるとは、利己的になるということだ。自分の信条や良心と関係なく、衰えた肉体は利己的にしか振る舞えない。悲しい。何が悲しいって、ちゃっかりカルビは平らげて、丼の底のぺちゃっとしたコメだけ残したことだ。卑しいことこのうえない。美味しかったです。
労働中はほとんどうわごとのような応対で乗り切った。乗り切れたとは思えない。
帰宅して気を失うように寝た。奥さんが寝室に入ってきて、いつの間に帰ってきてたの、と驚く。二時間くらい気がつかずにいたとのこと。びっくりだね。
『TUNIC』はクリアという名のゲームオーバーからが途方もないようだ。妖精がぜんぜん見つからない。日本語の攻略サイトがまだ未整備のようなので英語で検索してなんとなくの雰囲気で見当をつける。
夕飯が豪勢で何事かと思ったが、そうか、今日は春の奥さん生誕祭DAY1だ! ケーキ買ってくるの忘れた! なんてことだ、僕は僕の元気のなさにかまけて奥さんのケーキを忘れてしまった。週末にケーキの予定があるから、まあいいかとも話していたけれど、とはいえだ。ご馳走にはケーキだろう。しまったことだった。ステーキサラダ、蕗の薹とアボカドと茄子のてんぷら、蟹味噌、蟹の煮込み、スナップエンドウ炒め、ポタージュという豪勢さ。食べきれないほどで、満腹。これはケーキの余地はなかったな、とすこしほっとする。
食後はまた『TUNIC』。全部の妖精を集めたぞ!これで全ページ揃った? 表紙がない?