もう『HUNTER×HUNTER』のことしか考えられない。隙があれば読んでるし、読んでない時間は思い出してる。奥さんに話しかけられても上の空だし、やらなくてはいけないことも放っておいてしまう。
やばい。
月末までに「H.A.Bノ冊子」の原稿を書かなければいけないので、そちらに『HUNTER×HUNTER』のことを書きまろうと思ったのだが、僕は漫画に関しては失語症に陥るらしい。こんなにも『HUNTER×HUNTER』で頭がいっぱいなのに、どうしても『HUNTER×HUNTER』について書けない、ということを膨大な引用とともに書いていく。なにをいまさら、というものに夢中になるとき、とても嬉しい。誰もが同じようなことを言う自体は不気味で、つまらない。Twitter も、2010年くらいに使い出した頃は誰もがてんでばらばらに関係のないことを呟いていてそれがよかった。SNS が断絶のツールであるというのは最初からそうで、でもそれは誰もが別々の生活を営んでいてほとんどのそれらは交わることすらないと言う事実を可視化しているという意味だった。いまでは似たようなものを見て似たようなことを言うばかりで、ちっともばらけてない。
いや、連載再開したばかりだし『HUNTER×HUNTER』の話こそ、みんながしているだろうけれど。『HUNTER×HUNTER』ってタイトルの途中で改行できないから、文字組みによっては段落の見栄えが悪くなりやすくてよくないと思う。それが唯一の欠点かもしれない、『HUNTER×HUNTER』にも欠点がある。誰もキメラアントには勝てない。まじで勝てそうにない。どうすんの?