2021.01.27(2-p.16)

連日の冬らしい鬱屈とした気候にぐっちょりとしている。『LOCUST Vol.04 長崎への困難な旅路』をきのうから読み出して、それは昨晩だったか奥さんが大好きなミッフィーが閑古鳥鳴くハウステンボスでうなだれている写真を見て、長崎に行かなければ、と言ったのがきっかけだった。長崎といえば山田教会が気になってるんだよね、というところから奥さんは色々と面白そうなことを教えてくれた。かくれキリシタンと潜伏キリシタンの区別も知らなかった僕はわかったようなわからないような顔で聞きつつ、そういえばロカストが長崎だったね、と積んであったのを奥さんに手渡したのだった。そうしたら他人が読んでいる本というのはやけに面白そうに見えるもので、きょうは返してもらったそれを読んでいた。面白い。この批評誌のような旅行雑誌を読むと長崎も岐阜も僕は素直に面白い土地だ行ってみたいと思う。旅行が、したいなあ。

さいきんは寒いしタイムラインも荒れてるからTwitter は検索窓 に「プルーストを読む生活」とすぐに打ち込んでかなり偏った情報だけを得る場になっている。それでもすこしはみているわけで、なんだかんだ世情には聡いのが僕だ。clubhouse というスノッブの溜まり場ができたらしい。少し気になるが洒落臭さの方が五倍くらい鼻につく。大学生の頃、それはすでに七年とか前なわけだけれどそのころのTwitter はみんな教室の中に居場所がなさそうな人ばかりでよかった。いまではここも声が大きくて友達が多そうな人ばかりだ。

最近の小説は『グールド魚類画帖』。楽しい。

『人類堆肥化計画』をはじめる。何これめちゃ面白い。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員。プルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、「家」の別のやり方を模索するZINE『ZINE アカミミ』などを制作。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。