昨晩はへとへとだったくせに寝つきが悪く、カーテン越しに空が白んでくるのがわかって絶望する。ようやく眠れたらしい。動くことに対する意欲が薄く、とにかく寝ていた。コーヒー豆を切らして数日が経っていて、今日こそはと思ったのだけれど往復数十分の歩行が億劫になってしまったので手前のスーパーでの夕飯の買い出しついでにドリップバッグを確保してそれで妥協してしまう。歩きさえすれば元気になると言われた僕としては異常事態である。ストレッチなどをして血行を促すのも面倒くさい。促すという積極性が面倒だ。本も読みたくない。最近は月曜日は休読日に設定しているのもある。ひたすら『進撃の巨人』を浴びる。シーズン2が終わる。このシーズンは1クールしかないようで短かった。ほんとうはもっと軽くて、ばかみたいで、ちょっとエッチなしょうもないものを垂れ流しておきたい気分なのだが、そのようなちょうどよさを探すということもしたくないので途中になってる重くて深刻でどんどん人が死ぬものを見続けている。以前しっくりこなかった角煮を今回は美味しく作れた。こうやって自分自身への信頼をすこしずつ立て直してあげるほかない。きょうは頑張れないし、そもそも頑張る必要をまったく感じないけれど、頑張ったほうがいいときは頑張れるんじゃないかと思えるくらいには準備しておきたいものですが、しかしそうした前向きさすらも邪魔くさくなるようなときだってある。こういうときにただ時間をやり過ごすようにして読むような、「漫画ゴラク」的な、なぜ「漫画ゴラク」かというと学生時代のアパート近くのコインランドリーにはこれしかなかったから他のああいう漫画雑誌をあまり知らないからだが、ひたすら下衆でそのくせ作画がやけにリッチでありつつ時流とは無関係そうなタッチであるような、ほとんど無の筋立ても含め町の定食屋のてろてろのラーメンのような漫画をだらだらだらだら読み捨てたいと思う、お風呂の中でKindle Unlimited でそういうのを探してみるのだが、ああいう「こんくらいでいいんだよなあ」という製品はありふれていそうで貴重であり、なかなか見つからない。それでありながら真剣に探すようなものでもないからなかなか難しい。