雨だ。昨晩ノートというテクノロジーをよりよく活用する技法を思いついて高揚していた気分で床についたのに、あっという間にすーごくしょんぼりした。雨と僕の体とのカップリング、解釈違いが過ぎる。こんなに濡れてるのに? こんなに濡れてるからだよ、まじでほんとそういうの面白くないから黙ってろ、黙れ、細かい粒のまま浮かんでろ、群れて大きくなって地表に落ちてくんな、冗談でなく、まじで、生理的に無理だから、こっち降んな。
午前中から読書会で、そのために外に出たのだった。そういう日に雨はげんなりする。それでもちゃんと時間に間に合って、きちんと受けたのだからすごいよ。きょうも楽しく聴講。今回からの課題本はいまだまともにコメントできる気がしない。どうしたらいいものか。手を動かしながら考えていくほかない。懇親会でも不平不満をたらたら話したりできて楽しかった。もうすっかり習い事のお友達、という気分でいる。このころには雨が上がっていて、嬉しい。奥さんと合流して椿屋珈琲でショートケーキを食べるとよりいっそう楽しくなってきて、家電量販店でプリンターやコンベクションオーブンを検討する。
帰宅して録音。プロレスを見ながら配信準備。夕食はシチューの残りのドリアと蒸し鶏。『Chants os Senaarr』は長いあいだどうしたらいいかわからなかったところがあっさり解消するとどんどん進んで、大詰めっぽい。ここまでに十時間くらい遊んでいて、ずいぶん満足だ。こういうゲームは何本だって遊びたいから超人気ジャンルであって欲しい。
今週の『正反対な君と僕』を読んで、ふたりがそれでいいならそれでいいけど、それでいいの? べつに恋愛じゃなくてもいいんだよ? と騒いでいる。わかるよ、男の趣味が悪いやつは物足りないくらいの男がちょうどいいんだよ、と奥さんはしきりに頷いている。それはわかる。でも平はそれでいいの? そんなことで救われるような自意識か? それならそれでいいことだと思うから、そうならそうで応援するよ。