文芸誌の発売日はおおむね毎月7日となっているらしい。今月もどんどこ届くころだ。昨晩ゴミ出しついでに郵便受けをのぞいてみたけれど前倒しで来るものはなし。きょう帰るころまでに何誌投函されているだろうか。きのうまで好き勝手に本を読んでいたから、これでしばらく評するための読書が始まるというかるい憂鬱がある。それはそれで楽しいからいいのだけれど。名残惜しいような気持で『ニセモノの錬金術師』の外伝を読んでいく。第二部と第百部がある。読者に植え付けたキャラクターの愛着に依存せず、むしろ容赦なく断ち切るような語りにぞくぞくする。面白いなあ。今日のうちに読んでしまって、明日からは文芸誌に取り組めるようにしておきたい。とはいえすでに並走している本はほかにも沢山ある。あまり文芸誌に集中しないであっちこっちに散らしてしまう方法も試してみていいのかもしれない。今月の創作の数を見てみないとだけれど。連載も追ってみたいのだが、深追いすると余裕を失いそうなので自制する。ひとまず、創作に絞って評する。そのためにもよそ見せずにそれらだけ読む。そのほかはよっぽど興味がなければ我慢する。体力も気力も時間も有限だから、好きなものを読む時間はしっかり確保する。ログをとってみると思いのほかあらゆる楽しいことに時間がかかっており、必要な雑事はさっさと終えていることに気がつく。楽しさの最大化のためには、時間のやりくりを上手にやるのが近道だ。
雪が積もっているあいだ外に出なかったから、電柱の周りなどにまとめられた塊を見るとほんとうに積もったんだなと思う。二日目以降はすごい勢いで普段通りに戻っていくのもはじめは驚いたが最近は慣れてしまった。この速さに慣れてしまうのはあまり嬉しくない。二三日どうしようもない、くらいのほうが実感に合うが、じっさいそうだったら不便だろう。
奥さんの調子がよくなくてつまんない。無理してでも全力で元気になって欲しい。