柿内正午(かきない しょうご)
会社員。「町でいちばんの素人」を自称し、文筆活動などを行う。
単著に『プルーストを読む生活』(H.A.B)がある。
2024年度「週刊読書人」文芸時評担当。
イベント出演、原稿依頼を受け付けております。
ご連絡は akamimi.house@gmail.com まで。
もろもろへのリンクはこちらにまとまってます。
■制作物
別ページにまとめてます。
■連載
H.A.Bノ冊子 「本から始まる」
ALTSLUM 「塩梅を探る」
週刊読書人 文芸時評(2024年度)
■寄稿
『文學界 2021年4月号』 エセー「無用への愛着」
岸波龍編『読書のおとも』 「読書の感覚」
『月報3』(代わりに読む人) 「瘋癲の居所」
『文學界 2022年1月号』 書評「日記の現場」(『田辺聖子 十八歳の日の記録』)
『文學界 2022年7月号』 書評「侵食されながら書く」(横道誠『イスタンブールで青に溺れる』)
『代わりに読む人0 創刊準備号』 エッセイ・批評「会社員の準備」
『文學界 2023年1月号』 エッセイ「無駄な読書」
「週刊読書人2023年6月9日号」 書評 (尼ヶ﨑彬『花鳥の使 歌の道の詩学』)
『文學界 2023年9月号』 エッセイのような論考「エッセイという演技」
「週刊読書人2023年8月18日号」 書評(ニナ・マグロクリン『覚醒せよ、セイレーン』)
「週刊読書人2023年10月13日号」 書評 (ジョゼ・サラマーゴ『見ること』)
『しししし5』 小説「お尻」
■対談など
『文學界 2021年10月号』 保坂和志×柿内正午「読めば読むほどわからなくなる」
■ラジオ出演
文化系トークラジオLife 「めんどくさいにもほどがある!〜“事務”から社会を考える」
慈姑美味(くわい おいしい)
ごきげんなCTO
日記や「ポイエティークRADIO」に登場する「奥さん」。
「奥さん」という呼称は『クラゲが眠るまで』ではなく『小さなお茶会』から。
『ZINE アカミミ』の共同編集など。
ABOUT US
世の中の大したことないものの総量を増やす
アカミミは世界初の「零貨店」です。
貨[カ]
1.ねうちを持つ品物。財宝。
2.代価として通用する品物。金銭。
ここにはねうちのあるものは一つもございません。
ねうち[ネウチ]
1.その物や事柄がもっている価値。役に立つ程度・度合いやその物の品位。
価値[カチ]
1.どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。
どうやらねうちのあるもの、価値のあるものというのは、「役に立つもの」であるようです。そして、お金に変えることのできるもの。
私どもの扱う商品は、なにひとつ、役にも立ちませんし、誰かに大切にされるようなものでもないかもしれません。
そういった、儲けやら、損得の勘定からは零れ落ちてしまうもの。
そういうものを取り揃えてございます。
役に立たなくったって、お金にならなくたって、愛されなくたっていいんです。
だって、もうそこにあるんですもの。
せっかくあるものは、なくしちゃもったいないでしょう。