「文學界2021年10月号」に保坂和志さんとの対談が掲載されています
好評発売中の『文學界10月号』に柿内が小六の頃から私淑している小説家・保坂和志さんとの対談が掲載されています。 プルーストの小説はとっかかりに過ぎず、プルーストよろしく脱線と飛躍が盛り沢山。読むことや書くことから生き方の…
好評発売中の『文學界10月号』に柿内が小六の頃から私淑している小説家・保坂和志さんとの対談が掲載されています。 プルーストの小説はとっかかりに過ぎず、プルーストよろしく脱線と飛躍が盛り沢山。読むことや書くことから生き方の…
今日のポッドキャストは「良い夜を聴いている」。テーマ設定と構成がしっかりしているとこんなにも聴きやすいんだなあ、と思う。語り口も明晰で、すごいなあ、見習いたいけどポイエティークRADIO はたぶん今後も構成も編集もゼロで…
午前遅くまで寝ている。発熱はないようだがとにかく無気力で布団に居続ける。昼まで布団で映画観るか、とタブレットを引き寄せて、なんとなしに90分以内でなんか評判よかった気がするやつ、というだけで『THE GUILTY/ギルテ…
詰まるところ、我々はいつまで人間なのか?『ゾンビの小哲学』は『現代思想からの動物論』に響き合う。ゾンビの人間性の揺らぎは、痴呆や植物状態を前にした戸惑いと似ているところもある。 なんでよォ ワクチン接種の会場はずいぶん不…
朝ごはんを食べるとさっそく散歩に出かけた。今日も過ごしやすい天気だ。ずっとこのくらいがいい。先日のデートで千駄木から西日暮里へと歩く道で、光も風も塩梅が最適で、あまりの幸福感に涙ぐんでしまった。こういう散歩の当たり前のよ…
朝起きると寝る時につけていたはずの耳栓が見事になくなっていた。Slack に「柿内正午」ないし「プルーストを読む生活」が含まれるツイートは連携されるようにIFTTT を設定しているのだけれど、保坂さんがまたしても嬉しいこ…
雪平鍋! 同居人に今晩の献立リクエストを訊かれて元気よくそう応えた。同居人は戸惑い、えらく具体的だがそれは料理ではない、と奥さんも困惑していた。そう、みぞれ鍋の間違いだった。 それでもいつものようにまたおしゃれして遊び尽…
『ホモ・サピエンスの涙』を観る。ロイ・アンダーソンの撮る肉体はそれまで生きてきた時間がすべて重力になって伸し掛かっているように見える。僕は安易に人生とか言うやつが好きではないし、そもそもこの言葉も好きではないが、それでも…
昨日の日記に書きそびれてしまったけれど、出先のしけたローソンで、僕はネロちゃまと遭遇した。キャンペーン期間はとうに終わっているはずなのに、レジ前に雑に積まれていたミニ色紙の山。もしやと一枚一枚捲っていくとやはり我らが皇帝…
のんびり起きてから朝飯を食べたらもう家を出たい時間だった。うきうき出かけていく。眼鏡を買いにわざわざ大宮まで行くのだ。最近の僕は髪をほとんど刈り上げて、大ぶりのごつい眼鏡をかけたいという気分で、しかし具体的にどんなふうな…