2021.01.15(1-p.365)
アレッポからたどり着いたバリまたはタイ、インドネシアの地域経済。『エリア・エコノミックス』がとてもとても良書で、これこそ資本主義リアリズムに対する一種のアンサーになりうるのではないかと思えるような一冊だった。初出は198…
アレッポからたどり着いたバリまたはタイ、インドネシアの地域経済。『エリア・エコノミックス』がとてもとても良書で、これこそ資本主義リアリズムに対する一種のアンサーになりうるのではないかと思えるような一冊だった。初出は198…
きょうは僕は何が読みたいのだろう。それがわからない日で、わからないな、と思いながら『ネロポリス』と『生活の発見』と『エリア・エコノミックス』の三冊を漫然と行ったり来たりしている。『ネロポリス』はまじでセックスかグルメにま…
電車に乗って神保町に向かった。東京堂書店神田神保町店に、しかもあのレジ前のあの場所に、『プルーストを読む生活』が積まれている。そう三柴さんがTwitter で教えてくださったからだ。これは確認に走るしかない。「無人島に一…
奥さんは朝から具合が悪そうで、明け方に目が覚めてしまったらしい。マッサージをすると全身のこわばりを実感したらしく、諦めてすやすやと眠った。人にマッサージを施すと疲れるようで、僕もつられて眠ってしまう。 そのまま今日はあま…
700頁超の日記本『プルーストを読む生活』をちびちび読み進めながら、日記なのに飽きずに読ませる秘訣を探っている。まず一応の目標とルールが最初に提示されていて読者もそれを追いかけられる、日記のなかに自己分析的なメタ思考があ…
昨晩のZINE版の2巻の感想が嬉しくて奥さんにも見せびらかしていると、1巻では「奥さんが変にキラキラとしたひと」だったと言う箇所で、わかる、と言った。しかし読む人によっては2巻も引き続き変にキラキラしているだろう。書いて…
「100分 de 名著」の『ディスタンクシオン』の回をまとめて見る。面白かった。なんかぜんぶ知ってる話みたいに聞こえたけれど、じっさいに原著に当たるとどれだけ意味わからないのか興味が湧いた。國村隼がいい声で、読み終える瞬…
昨晩奥さんに足の裏を揉んでもらったらてきめんに元気で、年末からずるずる起きれなかったのが今朝は7時半にはしゃっきり目が覚めて、部屋着用のダウンベストについて検討を始めていた。それで朝一でワークマンに行って1900円の洗濯…
推しのことはもっと知りたい。というわけでWikipedia やTYPE-MOON Wiki などを読み、そこでネロを題材としたフィクションとして挙げられていた『ネロポリス──ネロの時代の物語』を図書館に取り寄せてあって、…
ずっと気圧が下がり続けていて、夜にはさらにぐっと下がるらしい。冷え込みもすごい。総じて元気がない。アーレントを読んでいたがすぐにうとうとしてしまう。 アーレントは面白い。さいきん流行りのAI に対する過度な期待に基づくあ…