2021.01.21(2-p.16)

ネロの孤独は気の毒なほどで、その治世の将来に不安を投げかけていた。芸術が生存理由の一つであったギリシア化した東洋では、あえて自分に彼の国家における最高の役割を与えるような君主はいなかったが、芸術が外に表われた富の印にすぎ…

2021.01.20(1-p.365)

朝からそわそわしていた。18時からFGO で新しいイベントが始まるそのイベント自体も楽しみだし、早見沙織の声帯を持つ景清が実装されるからだ。上限を決めて、あらかじめ一万円分石を買っておいた。年始の福袋で入金して以来、ソシ…

2021.01.19(1-p.365)

ミムロ犬さんという方が『プルーストを読む生活』についてツイートで 普通なら本を読まなくても食っていける人たちがそれでも豊かに読んでいきたい、ずっと続けていきたいと思ったときにその道筋を示すかのような本でもある https…

2021.01.18(1-p.365)

いま22時19分くらいだ。異様に眠い。夕飯のあいだ目を開けているのが精一杯だった。だから日記もそんなには書けないだろう。仕方のないことだ。人は眠い時は眠ったほうがいい。30分仮眠を取ったがそんなことでは眠い時は眠いままだ…

2021.01.17(1-p.365)

寝る前に『猫がこなくなった』の表題作を読んで、ニコニコした。隣に寝転んでいる奥さんに、いまから朗読するからたぶん四〇分くらいだけど頑張って聞いて、とお願いして、四〇ページ分、今度は声に出して読んだ。猫と暮らしたことのある…

2021.01.16(1-p.365)

午前中には起きれてそれは快挙。今週のフヅクエの日記を布団の中で読む。浴槽を洗ってお湯を溜めてだらだら浸かる。お風呂に入っている時、お風呂に入っているという行為がすでにあるので、スマホをだらだらいじっていても罪悪感がないの…

2021.01.15(1-p.365)

アレッポからたどり着いたバリまたはタイ、インドネシアの地域経済。『エリア・エコノミックス』がとてもとても良書で、これこそ資本主義リアリズムに対する一種のアンサーになりうるのではないかと思えるような一冊だった。初出は198…

2021.01.14(1-p.365)

きょうは僕は何が読みたいのだろう。それがわからない日で、わからないな、と思いながら『ネロポリス』と『生活の発見』と『エリア・エコノミックス』の三冊を漫然と行ったり来たりしている。『ネロポリス』はまじでセックスかグルメにま…

2021.01.13(1-p.365)

電車に乗って神保町に向かった。東京堂書店神田神保町店に、しかもあのレジ前のあの場所に、『プルーストを読む生活』が積まれている。そう三柴さんがTwitter で教えてくださったからだ。これは確認に走るしかない。「無人島に一…

2021.01.12(1-p.365)

奥さんは朝から具合が悪そうで、明け方に目が覚めてしまったらしい。マッサージをすると全身のこわばりを実感したらしく、諦めてすやすやと眠った。人にマッサージを施すと疲れるようで、僕もつられて眠ってしまう。 そのまま今日はあま…