2021.08.21(2-p.150)
昨晩の宿はシングルベッドが二つ、三センチくらいしか高さのない台座に分厚いマットレスが載っかっている形で、マットレスの長さも180センチあるかないか。僕らはここでエーステの劇中劇「真夜中の住人」の低くて窮屈なベッドを想起す…
昨晩の宿はシングルベッドが二つ、三センチくらいしか高さのない台座に分厚いマットレスが載っかっている形で、マットレスの長さも180センチあるかないか。僕らはここでエーステの劇中劇「真夜中の住人」の低くて窮屈なベッドを想起す…
フィトンチッド。 それが僕らに必要なものだった。 ここまで打って、続かない。どうしたもんかね、と呟く。 シャワーも必要だったんじゃない? そうかもしれない。熱めの温度に設定して浴びてくる。さて、それでこうして書いてる。 …
昨晩は奥さんと『貞子vs伽椰子』を観たのだけれど、ふざけた企画とタイトルと裏腹に作りは本格ホラーで、奥さんは聴覚が過敏になりあまりよく眠れなかった、と恨めしそうに言った。二人ともなによりも玉城ティナの髪の毛が自宅では巻い…
今朝配信されたオムラヂを聴いて、自分ですら油断すると話に追いつけないほどの勢いで話す自分たちに、よう喋るなあ、と感心する。 きょうもあまり本が読める体調ではなかった。『江戸のアウトロー』と『郵便配達夫シュヴァルの理想宮』…
明け方に目が覚めてしまう。時刻を確かめると六時前。ふだん八時半起きもつらい自分としては早すぎるのに、そのままiPhoneを手放せず呼符でガチャを回すとトリ子が来てくれて、ますます眠れない。隣で奥さんがおもむろに挙手をする…
「H.A.Bノ冊子」の原稿の方向性が固まり、関連書籍をいくつか手配した。途中経過を奥さんに読んでもらうと、楽しそうだね、と優しく苦笑していたからたぶん今回も面白くなるだろう。しかしこれまで試みたことのない書き方であり、間…
副反応を恐れるあまり昨晩は20時には寝た。起きたのは12時近かった。あいだすこし目を覚ましたけれど15時間は眠っていただろう。時間感覚がおかしくなって、すでに五日くらい外に出ていないような気がするが嘘だ。ずっと食べログの…
あらかじめ具合が悪くなることを知らされているというのは、なんというか殴るぞと言われてから殴られるほうが急に殴られるよりも怖いというのと似ている。というわけで今日は『予告された殺人の記録』を読んでいる。高校生のときに読んで…
午前中は作業しながらAmazonに来たシン・エヴァを観る。確かに面白かったし、ここまで「普通」な幕引きを引き受けるのは大人だなあと思ったけれど、やはり思春期に通らないで済んだ作品ということもあり、たぶんそこまでいい観客に…
朝、布団でうだうだしていると奥さんに枕を投げつけられた。昨晩はなかなか寝つけずに奥さんに深夜まで話しかけていたから、苛立っているのかもしれない。目覚めから少ししょげそうだけれども、寝付けないのをいいことに夜更けのあるいは…