2021.01.30(2-p.16)

その朝地球上でいちばんでかい豚の糞かもしれないと、怯えながら思った。これまで存在したなかでいちばんでかいかもしれない。まさに肝がつぶれるような光景で、すぐには豚の糞だと特定できなかった。冬の早朝のあの赤い光のなかで、その…

2021.01.29(2-p.16)

悪夢四本立てで明け方四時から一時間ごとに目が覚める。犬が死に、猫が死んだ。そんなの映画でも見てられないのに。でもきのうは限界すぎて22時前には寝ていたから元気。すっかり晴れていい天気。奥さんは気圧の上昇に弱いので、カーッ…

2021.01.27(2-p.16)

連日の冬らしい鬱屈とした気候にぐっちょりとしている。『LOCUST Vol.04 長崎への困難な旅路』をきのうから読み出して、それは昨晩だったか奥さんが大好きなミッフィーが閑古鳥鳴くハウステンボスでうなだれている写真を見…

2021.01.26(2-p.16)

僭主政治についての箇所が妙に引っかかった。たぶんいまの日本とかいう国の、さいきんは国とかますますよくわからないが、状況を重ねている。 (…)事実、この種の統治形態が苛酷でない場合がよくある。むしろこの形態があまりにうまく…

2021.01.25(2-p.16)

きのうくらいの、千葉雅也の男性の自慰と女性の生理の近似を仮構したツイートが顰蹙を買っているようで、僕の観測範囲では千葉雅也のツイートがノンケのおっさんの暴言のように扱われること自体がSNS における自らの当事者性を前提と…

2021.01.24(2-p.16)

きのうお昼を待ちながら奥さんと本屋ロカンタンの萩野さんの記事を読んで、あのお店は自室だったんだねえ! と話していたからその夜に『プルーストを読む生活』についてツイートしてくださっていたのではしゃいだ。「あらゆる行間にマド…

2021.01.23(2-p.16)

きょうは労働日だったのだけど近場の宿の日帰りプランを予約して、そこで仕事をすることにした。風呂付き旅館。その響きだけでうきうきして、やったことは労働とその合間の『ネロポリス』、そして宿のWiFi を利用してのMacBoo…

2021.01.22(2-p.16)

「おまえはその永遠の再生とやらを支えるほんのわずかな証拠でも見せることができないだろう。一方、おまえの厭世観は非現実的だよ。どんなことにせよ、欲しがらないようにするというのは、失望しないための一番確かな方法だし、宗教を苦…

2021.01.21(2-p.16)

ネロの孤独は気の毒なほどで、その治世の将来に不安を投げかけていた。芸術が生存理由の一つであったギリシア化した東洋では、あえて自分に彼の国家における最高の役割を与えるような君主はいなかったが、芸術が外に表われた富の印にすぎ…