ポストに投函された荷物を取りに行って、行き帰りの階段で心臓がバクついている。
先日入荷メールが届くタイミングでたまたまスマホを開いていたおかげでついにゲットできたMINIMALIGHT の財布が届いた。とはいえ僕にはすでに結婚の際の奥さんからの贈り物であるいたがきのメイン財布、EYL の三角のコインケース、hellbent lab. のがま口、とすでに財布は過剰なのだ。メインの財布には保険証や免許証やもろもろが入っていて、三角には小銭と鍵、がま口にクレカ類という使い分けだけれど、ここにMINIMALIGHT をどう投入するのか。体制の組み替えが必要だった。うん、まったくミニマムではない。でも小さくて機能的なものが好きなので、こうして集めてしまうのだ。財布の役割分担について検討しているうちに久しぶりに上手に気分転換できている感じがあって、僕はどうやら部屋の模様替えとか、新しい服を買うとか、なにかしら生活のリズムの変更を迫る外圧を自分で作り出すことが必要だったらしい。あえて利き手でない方の手をメインに運用していくような負荷をかけると抑鬱状態を脱するきっかけになる場合がある、みたいな話をどこかで見聞きした気がする。ドゥルーズを引き合いに出すまでもなく、人はなにもなければ何も考えない。だから頭を活性化させたいのであれば、とにかく負担をかけていくしかない。
おかげで読書が捗った。『プロダクトマネジメントのすべて』を読み終え、『今日からはじめる情報設計』をサクッと読み、さらに『センスメイキング』を始め、ビジネス臭さに嫌気がさす前に山田登世子の『シャネル』とドゥルーズの『シネマ1』をつど挟み込むようにしてつまみ読む。それらを落ち着かせてから久しぶりに『ラーエル・ファルンハーゲン』にがっつり取り組む。なんというか、極端に捗りすぎではないだろうか。アップダウンの激しさに危うさを感じるが、危ういな、と思ってセーブできてるからたぶんまだセーフ。たぶん。
冬組のMANKAI STAGE『A3!』Troupe LIVE の配信を観ながら日記を書き出す。最初の東さんの衣装が素敵。ズボンの裾感が絶妙で、革靴から覗く足首が綺麗。お化粧もいつも以上に目元と口元が艶っぽくて、アップになるたびはわーってなる。誉はずっと可愛い。ほぼ脚。「筋肉ラプソディ」好き。楽しそうにはしゃいでる誉を見ているとにこにこしてしまう。もっと詩をプレゼントして欲しかったな。「樽枝」懐かしい。最後のほうでいきなりみんな純烈みたいになってて笑えた。