金曜日くらいから一気見していた二クールアニメ『グノーシア』を完走。松崎史也が人狼監修で入っている。ちなみに人狼はくだらないから嫌い。ロジカルでも人情でもない、なんかしゃべってるから怪しいみたいなあほみたいな理由で左右されるのばかすぎる。でも史也のことは信頼してるし、今度やる舞台版は奥さんと楽しめたらいいかもしれない。人の名前を覚えられないのでこういうループものは一気に見たほうが良かった。奥さんは二日で見たらしい。こんなことができるのは春クールが終わってきたからで、『グノーシア』の前は『魔法少女まどか☆マギカ』の劇場版を三本見てこの夏に備えたりもした。『グノーシア』は奥さんが遊んでいた『魔法少女の魔女裁判』を思い出したし、『グノーシア』も『まのさば』も『まどマギ』の子供たちだった。『ジョーズ』がいちばんの鮫映画であるみたいなことを思う。春クールは最初二十本以上見ていて、つらくて間引いていったとはいえけっこう見ていた。しかもなぜか途中で過去作の一気見もそういえばしていた。『だがしかし』と『虚構推理』でどっちも二クールあった。毎週見ていて最後まで完走したのは『カナン様はあくまでチョロい』、『ドロヘドロ』、『逃した魚は大きかったが釣り上げた魚が大きすぎた件』、『あかね噺』、『インゴクダンチ』、『クジマ歌えば家ほろろ』、『ガンバレ!中村くん!!』、『オタクに優しいギャルはいない⁉︎』、『ただいま、おじゃまされます!』、『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』、『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』、『魔入ました!入間くん』シーズン4、『よわよわ先生』、『淡島百景』、『とんがり帽子のアトリエ』、『黄泉のツガイ』で、ええっと、十六本か、間引けてないじゃんという感じもする。列挙するためにU-NEXTの視聴履歴から引き写すだけで大仕事だ。じっさい何本かは惰性だった。アニメとしても作品としても好きだったのは『逃した魚は大きかったが釣り上げた魚が大きすぎた件』、『淡島百景』、『クジマ歌えば家ほろろ』。アニメーションとして楽しみ、演出など効果の面でも勉強になったのは『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』。原作も読んでいて好きなのは『とんがり帽子のアトリエ』と『ドロヘドロ』。ベストに挙げた三本は、どれも演出が抑制的なのが品よくて素敵だった。
今期はいまのところ『令和のダラさん』、『乙女怪獣キャラメリゼ』、『ヤニねこ』、『これ描いて死ね』、『ワールド イズ ダンシング』、『鉄鍋のジャン!』、『天幕のジャードゥーガル』を見ている。ジャンが一番楽しみ。『天幕のジャードゥーガル』は今期も続く『黄泉のツガイ』と共に奥さんと一緒に見るやつになるだろう。『逃げ上手の若君』と『正反対な君と僕』は二期も楽しみだし、原作に忠実らしい『攻殻機動隊』や、パイロット映像がよかった『さよならララ』も気になる。これだけでも充分すぎる。春みたいに片っ端から見ていくというのをしないで済ませようと思うが、春のベストである『逃した魚は大きかったが釣り上げた魚が大きすぎた件』、『淡島百景』、『クジマ歌えば家ほろろ』はどれも自分では見ようと思ってなかったというか、ある種なにも考えずに片っ端から見たからこそ出会えた作品であるわけで、なんか最初からバジェットがでかそうなところ、リソースが潤沢そうなところばかりに目をやるのもなあという感じはする。しかし、マイクールそんなんやってられん。オタクでもないのに、というか、ニコニコ動画もハルヒも通らないできた十代を経て、なぜ三十半ばでこんなことになっているのか。配信文化が悪い。いや、悪くはない。おかげで親しみのなかったジャンルの楽しみ方を身につけることができた。
