2026.07.15

一日賃労働。朝に食べたドーナツがもたれてしんどい。スーパーの惣菜コーナーにあるやつで、前もやった。もう二度と買わないつもりだったのに、なんか昨日は買っちゃった。ダイジェスティブビスケットと一緒に買っちゃった。麦麦してた。でも油なのか、添加されてる甘味なのか、なにかが明らかに体と相性が悪くびっくりするほど体調に響く。Novel Writer のアプリ版ともいえるmacOS版の小説エディターwith story を試してみる。Novel Writer はVSCode の拡張機能みたいなものでやや心理的距離があったからアプリになるだけでずいぶん嬉しい。ひとまず今ある原稿を流し込んでチェックと推敲に使ってみたいが、きょうはあまり暇がなかったので触る程度。夕方、『人間関係の構造と手立て』の在庫が届く。段ボール七箱、四〇冊ずつで茶紙に包まれている。えっさほいさと段ボールをひらき、茶紙のまま在庫置き場に積んでいく。奥さんも張り切って梱包作業に取り掛かる。作業していると汗だくで、本を売るというのは肉体労働だ。疲れた、久しぶりの疲労、懐かしいくたびれだ。もっと疲れたい。どんどん売るぞ、という気持ちを高めていく。本当だったら一軒一軒巡りたい。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。