2026.08.03

焼酎は翌日に残らないから嬉しいし、これからは焼酎で行くべきだなと思いつつ久々の飲酒しどおしの週末のダメージで夕方まで脱水っぽい不調から立ち直れず、あまり寝付けなかった。睡眠不足でまわらない頭とままならない体で覚束ず、いろいろなものを道や床にこぼしたり、計画通りにことが運ばなかったり、それでいて月初かつ月曜の立ち上がりタスクの濁流を前にだいぶ気持ちが挫け、めそめそしていたら日が暮れた。ようやく落ち着いたタイミングで気合を入れて土日の日記を書くとすこし気持ちが上向いてくる。僕にとって日記ってコーピングであり、やばいときのほうが捗るわけだけれど、なんか頭がわーってなってるときは、とにかく指先動かしてわちゃわちゃ書いてりゃ整理されてくるし、体がしんどい時はとにかく血流うながして大きな筋肉いじめときゃすっきりする。そういうもんだ、日記終わったらリングフィットで運動しよう。日記と運動はおなじことだ。本にするやつや依頼原稿は、ないストレスをでっちあげたりして書くものであって、日々の処し方としての読み書きとは性格が違う。日記で重要なのは内容や書き振りよりも、むしろ日々のコンディションに対する鋭敏さと、将来においての活用可能性への配慮という、速さと遅さの交点に目を澄ますことにこそある。(けっきょくリングフィットはやらなかった)

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。