『魔の王が見る』を読み終え、さて次は『大江戸視覚革命』か『文学とテクノロジー』か。どちらも翻訳に高山宏が関わっている。そんなこと気にせずに別々に買い集めていた本がこうして一本にまとまっていくのは愉快だ。『大江戸視覚革命』ならちょっとかじってある『日本政治思想史研究』や『日本人とリズム感』と食べあわせたい所だし、『文学とテクノロジー』なら『エッフェル塔試論』と並行させてもいいかもしれない。あらゆるものを積分的に連関づけていく魔術的な態度としての批評を考えるという意味では、大塚英志『「物語消費論」集成』を箸休め的にはさむのもいいだろう。なんにせよしばらくは何を読むか決まらず元気がなくなるという心配がなさそうで嬉しい。
退勤後、下北沢のBASEMENTBAR で Loupx garoux。とても格好よかった。佇まいのよさが一冊の本に匹敵しうることについて考えた。ニイマリコさんだけでなく、バンドメンバー全員それぞれに格好よくて作画が冨樫義博か藤原薫だった。髪型もツインテ、ポニテ、ストレート、パーマ、オールバックとバラけつつ装いのトーンは黒で統一されていて全員強キャラ感がすごい。ばらばらなのに結束してて、ときめく。鮫君と陣太鼓で一杯やる。ライブ前にiotでパンツを買い、おまけでもらったシルバーのブレスレットを、かわいー。でも絶対なくしそう!と思いながら付けていたのだけど、案の定いつの間にか手首からなくなっている。『極東 I LOVE YOU』を聴きながら帰る。
