うだうだ出勤。今朝ぎりぎりまで充電しておこうと思った腕時計をそのまま置いてきてしまったし、富山行きの際にリュックの中身を調整していたので社員証を忘れた。ついでに手帳も持ってこれなかったし、モバイルバッテリーもない。傘立てがあるのに席まで傘を持ってきてしまったし、自販機に九百円のお釣りを放置するところだった。ぼろぼろのぐずぐずである。面白いくらいに。早く帰ろうと思うのだが、夕方に会議が入ってしまう。しょげ。
週末、母がノー・レーズン・サンドイッチというのを誕生日プレゼントで贈ってくれた。生まれた時からアルデンテの人のブランドで、レーズンサンドをレーズン以外の具材で作るのだが、いただいたのはクッキーモンスターとのコラボ商品だった。開発秘話のポッドキャストも教えてもらったので通勤中に聞いていたのだが、「クッキーさん」呼びに敬意を感じた。冒頭で話されていた平野レミ回を作業中に再生するとてきめんに元気が出てくる。早口すぎて倍速なのかと思った。元気いっぱいの止まらないおしゃべりというのはいい。とにかく話していることが楽しくて仕方がないという感じ。あんまり相手の話は聞いていないようなのもいい。そのうえでお節介で人懐っこい。ごきげんの押し売りがまったく偉ぶって聞こえないというのを、中高年の男性がやるにはどうしたらいいんだろうなと考えたりもした。前編の終盤から涙が滲んできて、これはやばいかもしれん、と思う。後編の和田誠とふたりだけでの結婚式のエピソードの語り口にもうだめで、職場でずびずび泣けてきてしまう。慌ててトイレに駆け込む。職場のトイレでこんなにあたたかな涙。なにをやっているんだろう。まじで休んだほうがいい。
明確にパンデミック以後、とくにオリンピック周辺の経験以後、この日記によって形成される僕にはいよいよ平野レミ性が足りない。止まらないおしゃべり、とにかく読んで書くことが楽しくて仕方がないという感じ。あんまり相手の話は聞いていないようなのもいい。そのうえでお節介で人懐っこい。ごきげんの押し売りがまったく偉ぶって聞こえない。そのようであれよ。あろうね。あれるはず。あらなくっちゃ。ぜったいあってやる。
