制作物のまとめ

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青木真兵・柿内正午『二人のデカメロン』

一四世紀半ば、ヨーロッパ中でペストが猛威を振るうさなか、フィレンツェの作家ボッカチオは『デカメロン』を著しました。これは「十日」を意味することばで、感染症対策で外出自粛を強いられた当時の老若男女十人が、十日間にかけて退屈…

『『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論』

映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉わ…

『会社員の哲学 増補版』

2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異…

2024.10.09

とつぜん寒くなって、朝まったく起き出せなかった。すっごい寝た。いま、僕のiPhoneの標準天気アプリには、関東の天気のほか、実家のある名古屋、今年訪れた沖縄と弘前の気温が一望できるように登録されてあって、それを見る限り、…

2024.10.08

今日は午前中から夕方まで絶え間なく会議が連続していて、二階の篭り部屋でそれらをこなすのだが、ほんとうに切れ目がないので一階に降りて食事を摂るのも諦めて、やいのやいのとやっていたのだけれど、奥さんが親切にも朝はカフェオレと…

2024.10.07

昨晩の新幹線では思った通りぐっすり眠ったが、思ったより本も読めた。涼しく晴れ渡った土地でお風呂に入ったりお昼寝をしたりしたおかげで、遠出の疲れよりもさっぱりしたほうが大きく、なんだか家を出るときよりもきゅるんきゅるんにな…

2024.10.06

快晴の日曜日。夏の終わりの青森はずいぶんと気持ちがいい。話によるとここまでいい天気なのは珍しいとも言っていたから、幸運だったのかもしれない。今朝も高田さんが迎えに来てくれる。九時前にはお母様にお礼を述べて、辞す。実家から…

2024.10.05

夜中に目が覚めてしまい、寝直すのに難儀した。客間には枕が何種類も置いてあったので、自分に合いそうなものをあれこれ試してみるのだがどうにも落ち着かず、薄いのを二個重ねたのがいちばんよさそうだと気がついたのはもう六時ちかく。…

2024.10.04

在宅で労働。午後に早上がりして青森に向かうため、タスクを順序よく片付ける必要があり、焦りながら動き続ける。資料作成や会議のあいまに朝食や昼食、荷造りなどを挟んでいくと、公的領域と私的領域がないまぜになって自己の定位が覚束…

2024.10.03

朝はチャパティを焼いて、もつカレー。昨晩奥さんが作っているのを見てわくわくしていた。とってもおいしい。チャパティのせいでバスの時間ギリギリで焦る。でも、ちゃんとチャパティにしてよかったというおいしさだった。 新宿村LIV…

2024.10.02

しつこい酷暑に「外に出たら楽しいことあるかも」という気分が削られていて、ようやく涼しくなってきた今も夏の疲れが残っていてそのままぐったりしてる。交互浴で整うなら寒暖差でも整えよ。弘前の天気予報を見ると最高気温25度、最低…

2024.10.01

かたちずいぶん久しぶりに九時間ちかく寝た。頭がすっきりした実感はないけれど、寝たなぁという満足はある。労働の合間に今週末のまわりみち文庫でのレクチャーのためのレジュメを仕上げる。今日明日で時間を捻出してなんとか間に合わせ…

2024.09.30

朝はゴミ出し。ゴミ箱を庭に出しておく運用にしたらぎりぎりまで溜め込んでも気にならなくなっているのだが、さすがに夏場に半月以上ねばると虫がわいてきてしまったことだった。蛆がわいてきたんだよ! 数日前、奥さんは戦場帰りの目で…