『人間関係の構造と手立て』
生活は理屈では回っていない。しかし、理屈は大事である―― 力あるものが強いのだという身も蓋もなさがいやます現代。属性や肩書きという記述可能な「特殊性の束」としての「私」の専制によって、言葉では記述し尽くせない固有の〈私〉…
生活は理屈では回っていない。しかし、理屈は大事である―― 力あるものが強いのだという身も蓋もなさがいやます現代。属性や肩書きという記述可能な「特殊性の束」としての「私」の専制によって、言葉では記述し尽くせない固有の〈私〉…
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目次 はじめに選ばないで済ませたかったそれぞれであること名前をつけてやらないといけない猫を待つ日記(抄録)欠けていない耳、片方だけの目振り回されるという愉悦動物であること猫が来る前の日記の猫(抄録)おわらない お取扱店舗…
一四世紀半ば、ヨーロッパ中でペストが猛威を振るうさなか、フィレンツェの作家ボッカチオは『デカメロン』を著しました。これは「十日」を意味することばで、感染症対策で外出自粛を強いられた当時の老若男女十人が、十日間にかけて退屈…
映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉わ…
2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異…
骨盤サポートの座椅子が届く。 午前中にホモソ会のアフタートークを録音。一時間目標で倍近く話した。ここ最近はもう『BL進化論』の現実/表象/ファンタジーのことばかり考えているのでそのことを話したのだがあまりうまく伝えられな…
カハタレの新作を見に王子に。時間に余裕があったので駅前の変な構造の商業施設内のトップスのカフェで一服。トップスのカフェは嬉しい。 観劇後のアフタートークでは調子よくしゃべる。今回の作品はテキストだけで見ればかなり嫌いな部…
奥さんが飲み会で不在なので夕方から映画漬け。お酒を飲みながら未見の映画を見てみる会としてまずは『スターシップ・トゥルーパーズ』。無邪気な植民地主義をあえて屈託のない娯楽作として描ききっており、楽しさと怖さの塩梅がほとんど…
『博覧狂気の怪物誌』を読み終え、棚から次の本を探し、そういえばこれもバロックの話だっけと手に取った『魔の王が見る』は、先日久保明教がイベント企画のきっかけとして挙げていた円城塔の記事を読んで『大江戸視覚革命』と一緒に買っ…
お尻のできものが痛み、夜中何度も覚醒する。寝た気がしない。めそめそして、これが痔か、というと、違うよ、と奥さんが言う。座り仕事がかなりしんどく、急拵えの環境で立ったまま労働したりして誤魔化す。はんぶん胡座をかくようにして…
グリーナウェイ『ZOO』見る。額縁や窓、斜めにかけられた鏡、開け放たれた扉の枠に切り取られ奥の部屋にまで続く廊下。複数のグリッドが縦横に配置された画面がいちいち楽しい。お決まりのシーンの反復と逸脱も楽しくて、ぺらぺらの音…
週末どれだけごきげんに過ごしても月曜日の心身の愚図っぷりはどうにもならず。夕食前に散歩したらちょっと気が晴れた。明日からちゃんとする。奥さんが仕込んでくれた鯛飯と豚汁はどちらも絶品ではぴねす。ぴーすぴーす。軽々とハッピー…
予約なしでそんなに並ばずに食べられると繰り返し発信されているのに励まされて、えっちら移動して上野毛のL’atelier à ma façonにパフェを食べに行く。 きれいな盛り付けと組み立てに惚れ惚れしながら…
きょうは映画に行こうかどうしようかと昨晩から悩んでいたけれど、雨だし、番組の時間が微妙だし、ぐだぐだしかねなかった。そもそもあなた締め切りがあるでしょということで自宅内で解散し、『H.A.Bノ冊子』の原稿を書く。前号は『…
昼は奥さんが不在だったので外に食べに行くことにして、ついでで寄ったリサイクルショップでスニーカーを衝動買い。 『BL進化論 [対話篇] ボーイズラブが生まれる場所』、『批評理論入門 ──『フランケンシュタイン』解剖講義』…