制作物のまとめ

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目次 はじめに選ばないで済ませたかったそれぞれであること名前をつけてやらないといけない猫を待つ日記(抄録)欠けていない耳、片方だけの目振り回されるという愉悦動物であること猫が来る前の日記の猫(抄録)おわらない お取扱店舗…

青木真兵・柿内正午『二人のデカメロン』

一四世紀半ば、ヨーロッパ中でペストが猛威を振るうさなか、フィレンツェの作家ボッカチオは『デカメロン』を著しました。これは「十日」を意味することばで、感染症対策で外出自粛を強いられた当時の老若男女十人が、十日間にかけて退屈…

『『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論』

映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉わ…

『会社員の哲学 増補版』

2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異…

2026.05.28

一日に一章のペースで『内在的多様性批判』の再読を進めながらあれこれを並走させている。『アーレントと黒人問題』を久しぶりにひらく。アーレントの洞察を基礎付ける「私たち」の人間観は、黒人を「彼ら」として外在化させ盲点へと追い…

2026.05.27

喉はすっかりよくなった。『不思議の国のアリス』と『花ざかりの方程式』を読む。奇しくもどちらも記述可能性と想像可能性の両極を見据えるような実践として読める。想像はできないが記述できてしまうものについての散文。韻律と数式によ…

2026.05.26

朝になってもやはり喉がよくない。漢方やのど飴を次々と投入。水分をがぶがぶ摂り、偽シャクティマットで背中を穴ぼこだらけにする。労働をセーブしつつたくさん寝る。ベッドで携帯の小さな液晶で『キャビン・フィーバー』を細切れに見る…

2026.05.25

U-NEXTで『殺し屋1』。面白かった。北村道子の衣装がいい。読み放題にあったのでKindleで漫画も一気読み。下劣で過剰。乳首が切り取られるのと男性器が真っ二つに裂かれるのとがわざわざ二度反復されるのがよかった。映画の…

2026.05.24

奥さんと中目黒まで散髪に出かける。今回は二人とも切ってもらうから、片方がやってもらっているあいだ、鏡の隣に置かれた椅子から斜めに向かい合う相手の髪が整えられていく様子を眺める遊びができる。美容院に行くたび二人できてもいい…

2026.05.23

今年卒寿を迎えた祖父と米寿の祖母の祝宴のために横浜まで出る。本町の霧笛楼でコース料理。港町の洋食屋のアメトラ的世界観。白磁のでかい壺や、絵付けされた皿、飴色の木枠とステンドグラス。仏蘭西料亭という名が相応しい世界観。祖父…

2026.05.22

昨晩からすごい降りの雨で靴のなかまで濡れてしまった。昨晩入念に奥さんに揉んでもらってようやく足先からふくらはぎにかけて血流と体温が戻ってきた感覚があったが、湿った靴下からまたじわじわと冷やされていってしまいそうだ。しかし…

2026.05.21

『ディスコミュニケーションの心理学』。そもそも本書におけるディスコミュニケーションという和製英語の定義から説明するべきだろう。とりいそぎ、それはある特定の視点から見たとき、ズレが現れている状態であるとされている。つまり、…

2026.05.20

人に勧めておきながらちゃんと読んでない本というのはある。『AMETORA』もその一冊で、二割くらいのところで中断して二年近く経っている。というか僕より楽しく読めそうな人に勧めるのだから僕が読んでいる必要は必ずしもない。し…

2026.05.19

さいきんはたくさん食べるのを心掛けている。朝食はウインナーソーセージ、月餅、バナナ。朝食をしっかり摂ると重怠くなると思い込んでいるが、炭水化物を控えれば問題ないかもしれないという気配がある。そもそも今日は午後に健康診断が…