制作物のまとめ

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目次 はじめに選ばないで済ませたかったそれぞれであること名前をつけてやらないといけない猫を待つ日記(抄録)欠けていない耳、片方だけの目振り回されるという愉悦動物であること猫が来る前の日記の猫(抄録)おわらない お取扱店舗…

青木真兵・柿内正午『二人のデカメロン』

一四世紀半ば、ヨーロッパ中でペストが猛威を振るうさなか、フィレンツェの作家ボッカチオは『デカメロン』を著しました。これは「十日」を意味することばで、感染症対策で外出自粛を強いられた当時の老若男女十人が、十日間にかけて退屈…

『『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論』

映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉わ…

『会社員の哲学 増補版』

2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異…

2025.03.23

朝は奥さんがクレープをつくってくれて、文旦のソースとクリームチーズでいただく。とびきりの美味。『かんさつマガジン01』を読み返す。奥さんが二階のカーペットの毛をとったり、掃除を始めるので、僕は買い物。スーパーでは「せき×…

2025.03.22

『霊性の日本思想』を読み終える。王権と神仏との距離で時代区分を設定し、思想史を素描するというアイデアは面白く、だからこそもっと発展させてほしかった。終盤に行くにつれアイデアスケッチ然としてきて食い足りない。『霊的最前線に…

2025.03.21

朝、コーヒーメーカーのセットだけしてまた朝食の準備を忘れた。コーヒーだけ飲んで猫を膝に乗せ、本を読む。『二〇世紀の思想・文学・芸術』はきょうは映画の章で、ゴダールの『映画史』も出てくる。セルゲイ・ロズニツァの映画を観たい…

2025.03.20

晴れてる! 心身は露骨に空模様と連動する。あとは労働日か否かに。けさは休みで、しかも晴れているからうきうきで、寝起きからはしゃいだ。 午前中はカハタレの稽古日誌の草稿を愉快に読んだり、『二〇世紀の思想・文学・芸術』と『D…

2025.03.19

起きれる気がしない。昨晩はiPhoneを図書室に置いたままで、カビゴンを寝かしそびれた。ぼうっと目を開けると土砂降りの音。さらには轟々と言う雷。ああ、もういいや、と諦めて、寝れるだけ寝る。出勤する奥さんが起きるところは見…

2025.03.18

コーヒーメーカーの稼働音で起きる。ポットに透明な水が入っていて一瞬不思議に思う。二階までポットに入れて水を運んで、そのままサーバーへの給水を忘れていたのだった。まじかよ。豆は挽かれているので粉モードで再度淹れる。だいぶ残…

2025.03.17

きのう下がり切った気圧が、光の反射のように下降時と同じ急な角度をつけて上昇していく日。これはこれでつらい。朝ルドンの声で起きて、六時で、給餌機の稼働まであと一時間鳴き続けるのか、しかし起き上がれないな、と思っているうちに…

2025.03.16

一週間くらい前に気圧アプリを見て、そのあまりの急降下に慄いていたのだけれど、じっさいにその日がやってきて、そのとおりに気圧が下がっていくなかで、まじでなにもできなかった。生まれた頃から気候変動についての言説が活発であった…

2025.03.15

労働身体における身体的・精神的・感情的諸能力は、はじめから記号化された個別的労働時間の枠内で発揮・発現されることが条件づけられている。そこでは指揮・管理・監督・統制の主体としての労働身体と、その客体としての労働身体が同時…

2025.03.14

どっさりゴミ出し。家と収集場を三往復する。おかげですっきりした。 先月からテストユーザーとして使わせてもらい、今月のはじめのほうに正式リリースされた読書記録SNS、Reads を毎日のように使っている。fuzkue の作…