制作物のまとめ

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目次 はじめに選ばないで済ませたかったそれぞれであること名前をつけてやらないといけない猫を待つ日記(抄録)欠けていない耳、片方だけの目振り回されるという愉悦動物であること猫が来る前の日記の猫(抄録)おわらない お取扱店舗…

青木真兵・柿内正午『二人のデカメロン』

一四世紀半ば、ヨーロッパ中でペストが猛威を振るうさなか、フィレンツェの作家ボッカチオは『デカメロン』を著しました。これは「十日」を意味することばで、感染症対策で外出自粛を強いられた当時の老若男女十人が、十日間にかけて退屈…

『『ベイブ』論、あるいは「父」についての序論』

映画『ベイブ』を丹念に見つめることで、「現代における父性とはどのようなものであるべきか」という大きな問いに挑む。 映画を見るとはどういうことか。映画の表層だけを注視するのでもない。かといってありもしない深さや奥行きに捉わ…

『会社員の哲学 増補版』

2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異…

2026.06.02

台風はまだ北上中。あすの朝ごろこっちまで来るらしい。昼からぬるい風が吹き付けるが、窓を揺らすほどではない。ルドンがこの数日しんどそうなのは、ヒトの体調を投影してしまっているからか、ほんとうにそうなのか。そもそも夏になりは…

2026.06.01

昨日の夕方あたりからのしんどさは台風由来であると今朝のニュースで知れる。関東地方にあるこの体にとって、台風は発生から九州あたりにいるくらいまでが気圧や湿気の具合が最も悪くしんどい。沖縄で暮らすとすると台風ばかりで辛いだろ…

2026.05.31

友人が来宅してくれてルドンとよく遊んでくれる。来宅してすぐさま鼻水が止まらなくなっており、猫の抜け毛がとめどないのでそのせいだろうか。それともそもそも家が埃っぽいのかもしれない。お茶しながらぽつぽつおしゃべりして、穏やか…

2026.05.30

深酒後の七時間睡眠にしては元気。奥さんを見送り、明日の来客に備え家の片づけと掃除。二階をルンバにやらせようとしたら迷子になっちゃったと泣き言をいうのでぶった。ぶってもいうことを聞かないので癇癪を起こして記憶を奪い取る。そ…

2026.05.29

今週もさめない社交。先週の「はじめまして篇」に対してきょうは「全員集合篇」なのだが、こういうふうにいって自分は「全員」に含まれていると思うような人はそもそもこの社交に来ないのではないかという予感もあった。毎回集客は新鮮に…

2026.05.28

一日に一章のペースで『内在的多様性批判』の再読を進めながらあれこれを並走させている。『アーレントと黒人問題』を久しぶりにひらく。アーレントの洞察を基礎付ける「私たち」の人間観は、黒人を「彼ら」として外在化させ盲点へと追い…

2026.05.27

喉はすっかりよくなった。『不思議の国のアリス』と『花ざかりの方程式』を読む。奇しくもどちらも記述可能性と想像可能性の両極を見据えるような実践として読める。想像はできないが記述できてしまうものについての散文。韻律と数式によ…

2026.05.26

朝になってもやはり喉がよくない。漢方やのど飴を次々と投入。水分をがぶがぶ摂り、偽シャクティマットで背中を穴ぼこだらけにする。労働をセーブしつつたくさん寝る。ベッドで携帯の小さな液晶で『キャビン・フィーバー』を細切れに見る…

2026.05.25

U-NEXTで『殺し屋1』。面白かった。北村道子の衣装がいい。読み放題にあったのでKindleで漫画も一気読み。下劣で過剰。乳首が切り取られるのと男性器が真っ二つに裂かれるのとがわざわざ二度反復されるのがよかった。映画の…

2026.05.24

奥さんと中目黒まで散髪に出かける。今回は二人とも切ってもらうから、片方がやってもらっているあいだ、鏡の隣に置かれた椅子から斜めに向かい合う相手の髪が整えられていく様子を眺める遊びができる。美容院に行くたび二人できてもいい…