風邪っぴき。今日だけで2リットルくらい鼻水出てる。
きのう一袋ぶんくらいののど飴舐めて、漢方にうがい薬、あらゆる方途でどうこうしたおかげか、主訴であった喉の痛みはさっぱり消えて、ただただ体の重だるさ、尻から背中にかけての神経痛がつらく、寒気はない。そして鼻水がすごい。脳みそもちょっとくらい混じって溶け出してきてると思う。よれよれだけれど気持ちは元気で、体だけが追いつかない。もっと歳をとって、このくらいの不調が当たり前になってきたら、毎日がこのくらいの遅さ、狭さ、小ささで、よちよち歩きながらお風呂は気持ちよく、ささやかな喜びを噛んでは吐き戻すようにして暮らしていくことになるのかもしれない。それは、案外悪くはないかもしれない。目はしょぼしょぼ熱を持ち、肩甲骨の間から背中のふたすじの筋肉がつねにしくしく痛むけれど、機嫌はそこまで悪くはなく、すこし料理をしたり皿を洗うだけでくたびれて一休みが必要で、ふう、ふうと息を吐きながら、奥さんと目が合うとにっこり笑う。弱っている役立たずはにこにこしていて、それは文句を言ったり愚痴をこぼすだけの体力の余力がないからなのだ。元気がないからこそ、きげんのよさしか出力されない。かわいいけれど、一緒にはしゃいだり遊んだりできないから面白くはないね。
