2021.07.17(2-p.150)

今日も日差しがとても強い。家を出るとき熱中症に気をつけてねと言ってくれた奥さんが夜になって合流する頃には熱中症気味になっていた。ポカリスウェットが飲みたいというので駅のホームで買って二人で飲んだ。帰ると奥さんはスイカをぱくぱく食べた。僕も少しもらった。僕は嫌いな食べ物というのはないが、大して好きではないものはあって、それがスイカとメロンだった。

今晩は奥さんと礼服を見繕って、試着しているうちに四年くらい前に奥さんの親類の法事に出た記憶が蘇ってきてということは僕は礼服を持っているはずだった。ちょっと一回家を探しますと店員さんに言ってネクタイとシャツとベルトだけ見繕ってもらう。

昼は賃労働が忙しくて、ひいひい言いながら一向に好転しない状況を捌いていた。裁いているつもりで溺れていたのかもしれない。そうした氾濫気味のタスクの合間に来週の休暇の申請などの事務手続きや、ミーティング日程の調整をざっくり進めて、まあなんとかなるだろう、と楽観というよりも単なる無関心でもって仕事を終える。きょうは空を見なかった。

朝に来ていたメールを確認する。朝ごはんを食べる。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員。プルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、「家」の別のやり方を模索するZINE『ZINE アカミミ』などを制作。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。