奥さんは朝から具合が悪そうで、明け方に目が覚めてしまったらしい。マッサージをすると全身のこわばりを実感したらしく、諦めてすやすやと眠った。人にマッサージを施すと疲れるようで、僕もつられて眠ってしまう。
そのまま今日はあまり調子が上がらず、本もそこまで読めなかった。『ネロポリス』をすこしだけ。留学先から息子が母親に手紙を書く。郷に入っては郷に従って男色を嗜むべきだろうか。母親は息子に信頼され過ぎるのも考えものだと戸惑いながらも、その回答を不倫相手に一任する。そんなシーン。
あまりに捗らず、芋を揚げ始める。15分水にさらして、水気をしっかり拭き取って、片栗粉をまぶして二度揚げする。岸波さんのレシピだ。おいしくできた。奥さんとうまいうまいと食べて、しかしそれだけを昼食としてしまったので夕方にはスタミナが切れた。豆乳を生姜と蜂蜜と一緒に温めたのを飲んで、それでも足りなかったのでトムヤムヌードルとさらには炒り卵とソーセージまで食べた。寒いから、タンパク質を摂る必要があった。
日記をどんなつもりで書いてるんだろうなみたいなことを調子よく書いた翌日に、ほとんど動けない日が来て、ほとんど動いていない一日の日記はありふれた日記のようにしかならないのでやはり格好なんかつけるものじゃない。夕飯は水炊き。
東京堂書店のレジ前に『プルーストを読む生活』が平積みされているらしい! なんてこと!
