2024.06.01

ぐっすり眠れた。久しぶりな気がする。来週は大阪で、名古屋で寝ればいいかと考えていたが終電を調べてみるとほとんど現実的でないことが判明し、カプセルホテルなどを手配しないとなと考えながら、電車のなかでは別の作業。冊子の原稿を整理。間に合うといいのだけれど。ぎりぎりになってしまうとコストに跳ねるので、最悪赤字になりかねなかった。

『 GUNSLINGER GIRL 』を読んでいる。これが『よつばと!』と並んで掲載されている雑誌、こわすぎる。

いよいよ新居の準備が大詰めで、出勤したものの余裕があったので光回線の手配と、引越し業者への見積もり依頼をがしがし進める。もしかしたらと予感はあったのだが、七月の本屋lighthouse のイベントの週に引越しになりそうな気配。体力~

福岡のナインアワーズがよかったから調べてみたら大阪は臨時休業中とのこと。どうすっかなと思いつつ、ここで後回しにすると面倒になってしまいそうなので宿も取ってしまう。優秀。きのう動けなかった分を取り返している気分だ。しかし、まだまだ取りこぼしている気がする。いつまでも書き出すほどのタスクがない気でいたけれど、すっかりノートやメモがなければタスク管理もままならなくなってきた。しっかり記録をとれば生産力が上がるというのはそれはそうなのだろうが、そもそもしっかりログを管理して捌いていかないほど用事を抱えてしまうというのがおかしい気がする。きょうはそもそも書き出すべき項目が思い浮かばないのだから、なんかあった気がすると思うだけでぼんやりと過ごすことになる。

本屋に寄って、ハン・ガン『別れを告げない』と柴崎友香『あらゆることは今起こる』を買う。後者は「シリーズケアをひらく」の一冊で、このシリーズの編集者が退職するらしいから、後任がいて継続するのか、それとも最後らへんの仕事になるのか、どうなんだろうか。リュックにはすでに『新たな距離』が入っているからずっしり重たい。絶対に引越しを済ませるまで本を増やさないほうがいい。それはわかっている。三冊でこれだけ重いのだ。家にはいったいどれほど本があるのだろう。数えたことがない。数えようと思ったことはあるけれど、面倒でやめてしまった。さいきんは何を買って何を持っていないのか忘れ始めていていよいよよくない。もうあるつもりで買いそびれるよりは二冊買ってしまえばいいとも思い切れない。

夕食は奥さんが揚げ鶏を作ってくれてめちゃうまだった。食後は『ダンジョン飯』を一緒に観る。マルシルが一生懸命で、仲間のことが大好きで、とてもかわいい。マルシルがいるから、座組のほかの面子がおのおのに自分の関心の外には淡白であるのが中和されるというか、その人なりに尊重しているからこそドライであるというのが嫌味なく伝わってくるようになっている。富山土産の御菓子無花果と、薄氷を緑茶といただく。富山はどれもこれもおいしかったな。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。