電車の向かいに座る観光客が鼻水を垂らしていると思ったら、鼻の穴から垂れて光っているのは安全ピンだった。お昼に入った中華屋のカウンター席にちびっこが母親と横並びでおり、小籠包たべたい!とははきはき宣言していた。一緒に頼んだチャーハンにも二人で、わぁおいしそう、おいしそうだね、おおもりでよそってね、と楽しそうだ。春巻きは三十分くらいかかりますがと店員が言っていて、構いませんと注文していたのだが、小籠包よりも先に供されて、あれ、はやいね、と不思議がっていた。ゆげがでているからまだあぶないよ、と警戒する子供に対し、湯気は出てるけどもう大丈夫だよ、と返している。じっさいここのわかめスープはずいぶんぬるい。大丈夫だろう。心配なのは、茶碗にこんもり盛られたチャーハンと春巻きを食べたあと、あれだけ楽しみにしていた小籠包のための余裕がお腹に残されているかということだが、休憩時間が終わりそうだったのでお会計に立った。
九州のほうでの熱帯低気圧に変わった台風の影響で朝から雨。夜には土砂降りになるらしい。ぼんやりした状態が続いていて、それはしかしもうこの数年来のことな気がする。年々脳が小さくなっている気がする。逆かも。年々みずからの頭のよさへの自己評価が過大になってきて、実態との乖離が大きくなってきているのかもしれない。
夜は奥さんがエーステのライブに出かけているので、夜はかるく蕎麦を食べたあと一人で飲みに出かけた。居合わせたお客さんが面白く、ゴフマンやラトゥールの話がしれっと出てきてたいへん楽しい。さくっと一時間ちょっとで退散すると、入店前にお声がけした方からの返信があり申し訳なかった。
家の近所の居酒屋で奥さんとお酒を飲みつつ夕食を済ませ、ぺろぺろで帰宅。
