2025.09.13

反動で鬱々とするかと思いきや、その気配はありつつもけっこう元気。きょうはお腹を舐めないようにつけているソフトのエリカラが汚れていたので、洗い替え用のものを買いにペットショップを見に行った。エリカラは売っておらず、まじか、と思って歩いていけそうなもう一軒も見てみたけれど空振り。おもちゃや道楽の洋服は売っているけれど、それも犬がメインだったりして、猫に関してはなんなら最寄りのドラッグストアやホームセンターと大差ない品揃えだった。そうなのか。寝坊したのもあって、お昼を食べて帰宅すると十四時とか。スクリーンで『ラヴクラフト・カントリー』を見続けていた。これ、めっちゃおもろいな。ドラマ版『罪人たち』だ。二話までは、ああそういう感じか、という程度だったのだけれど、そこから一話完結の怪奇譚のスタイルになってからが最高。毎話メインのキャラクターが切り替わり、それぞれのストラグルがキッチュなホラーとして、だからこそ一層切実に描かれていく。すげえなあ。

シャーク鮫さんが迂遠キャップから想起した『狂気の桜』、大嫌いなんだけど今見たらどうだろうと思って見てみると、やっぱり嫌いだけど、見方はわかるようになっていた。

ルドンにはエリカラを洗って乾かすあいだ服を着せて、服を着るとてきめんに無気力になる。今日はうんちを隠さず、蹴ってこんもりと持った猫砂の上にそのままでんでんでんと六つくらいのうんちが重なっていて、これは抗議だろうか。夕方はカハタレの打ち合わせと稽古。稽古が終わってからも『ラヴクラフト・カントリー』。韓国エピソードがオープニングからエンディングまでバチバチで、とてもよかった。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。