前にも書いた気もするが夏場は冷房のあるリビングと繋がっている部屋で寝ていて、ふだん寝ている和室と違いこちらのカーテンは遮光性がそこまでだから明け方には陽の光で目が覚めてしまう。それでようやく再び眠れそう、という頃に朝の早い同居人が起き出して支度を始めるからその音でいよいよ眠れなくなる。そもそもが夜だって明るいのだから自律神経が参るのも当然だろう。要はカーテンを付け替えればよかったのだ。それで昨日のうちにカーテンの交換を行い、それが功を奏したのか、久しぶりに満足に眠れた感じがあった。なんだか元気いっぱいだ!
それで嬉しくなって買い出しも兼ねて、奥さんとかるく外出。僕が食材の買い出しをしている間に奥さんは郵便局での用事を済ませて、それから二人で本屋に向かう。僕はこの数週間日傘使いだ。銀行員の日傘というやつで表面というか空側が銀色で、裏面というか人間側が黒いやつだ。これはかなり効果的面で、体感温度がぜんぜんちがう。そもそもきょうは日差しが極悪で、そっと傘の外に腕を出すとジュッと音を立てて焼けるようだ。それで奥さんと二人で日傘に入って歩いていたのだが、ふざけて傘をよけては二人でギャアア焼けるう、と苦しんで遊んだ。奥さんは銀行に、僕は本屋に。ヒロアカを一日遅れで買うためだった。特典でデンジくんの自撮りみたいなシートをもらう。要らない。そのまま冷房の効いた本屋で落ち合って帰る。奥さんはいつの間にかパピコを買っていて食べながら帰る。いよいよ感染の確率が星5サーヴァントの排出率に近づいてきた。つまり、引き続けていれば必ず当たるということだった。
帰って買ったばかりの食パンをトーストして、スクランブルエッグを作って載せて食べる。食べながら奥さんが仕事終わりに映画に行こうと言うので僕は快諾し、そのまま夜のチケットを取った。だったら夕飯を早めに作っておこう、と決める。僕はきょう休日なのでそこから昼までにブリテンをがっつり進める。FGO六章は大変面白く、なんというか、僕はこれまで結局はゲームの紙芝居のシナリオでしょうと舐めていたところがまだあったが、今回のシナリオはとにかくストーリーテリングの巧みさに感心しっぱなしだった。すっかり引き込まれてしまったなあ、と思いながら終え、それから奥さんはお昼に焼うどんを作って、僕は夕飯のカレーを作り始める。ヒロアカの最新刊を読む。僕はまだ学徒動員を許せていない。これはまた気持ちの整理がつくまで時間がかかりそうだった。カレーの支度の続きを行う。いい匂いがしてくる。そこで気がついた。今晩は友田さんとわかしょさんと録音の約束があったのだった! やっちまった、と思いながら映画は奥さん一人で行ってもらえる? とお願いし、とはいえチケットはもう買ってしまったしなあ、なんて無能、最悪だ、と自分のポンコツっぷりにイライラしながら、なぜか掃除機をかけ始め、カレーの面倒を見て、なんだかへんな多動のスイッチが入ってしまったようだった。これはいけない、と腕立て伏せを行った。自動で動く賢い掃除機を止めた。うるさかったからだ。友田さんとわかしょさんにリスケのお願いをお送りする。お二人とも早速快諾いただけてありがたかった。本当に申し訳ない。メッセージのやり取りでは理由も明示しないでお願いして受けていただいてしまったが、この日記にはこうしてはっきりと理由が書かれるのだから、あの場で明示しなかったのは不義理だったと今になって思う。僕がうっかり夜に予定を入れてしまったからです。ばかみたいだ、昨晩はへろへろになりながらもお二人と話すのをすごく楽しみにしていて、だからこそ億劫さを押してカーテンまで変えてしっかり体を休める体制を整えたというのに。少し元気になった途端調子に乗ってこれだ。自分の記憶力のなさも目先のことばかりなのもほんとうに自分で怖くなる。そのうちなんでも忘れてしまうのではないか。カレーの味見をする。おいしい! あまりに美味しくできて手を叩いて喜ぶ。その音がかなり大きく響いて奥さんはギョッとする。僕もギョッとした。今の僕の状態はかなりやばい、多動でそのくせメモリが極小で、とっぴなことや乱暴なことをしでかしそうだった。いやもうかなりやらかしてはいる。緊急措置としてベランダに出て縄跳び百回。すこし落ち着いた。水をたくさん飲む。
奥さんの仕事が終わり映画を見にいく。ネロちゃまが思った以上に大活躍で僕は嬉しかった。感想を言い合いながらカレーを食べる。録音は明日。
