起きたら昼近かった。今日は足下を見つめ直す日。
電車では『コンヴィヴィアル・テクノロジー』。三年くらい前の読書のサマリーみたいな内容で、色々と思い出せてよかった。銀座の東急プラザに入っているHUNTER で雨靴を買う。いちばん定番っぽいやつ。 靴を買いに行く日は本当は木曜のはずだったのだけど、雪が降ってしまったので延期になって、そのとき悪天の時に履く靴がないな、と気がつき、雨靴が欲しい、せっかくなら、ベタすぎるなあと思いながらもどうしても憧れてしまうHUNTER のやつが欲しい、という己の欲望を発見したのだった。どうせ八万円くらいするんでしょ、と思っていたら、調べてみると二万弱で、決して安くはないのだけれど自分の中での落差に騙されているところがある。六万円もお得じゃん! やたら馬鹿でかいショッパーにすこし辟易としながら銀座線で田原町へ。嬉しいな。はやく雨降ったりしないかな。すごい、雨の日が待ち遠しいなんてことがあるんだ。しかも雨が降っても出かけようとしている。自分の嫌いな天気の日に、それでもいい気分でいられるようにという工夫、自分のごきげんのためにお金をかけることができるのが嬉しい。どんどん履いていきたい。
そこから蔵前まで歩いてNAOT。いま履いているものの踵がすり減ってしまっているのを修理してもらうのと、二足目にサボを買いたかった。木曜が晴れていればこの一足しか買わなかったはずで、いまだに金銭感覚が学年×100円のお小遣いをもらうだけだった小学生で止まっている僕は5000円以上の買い物に毎回ドキドキする。それなのに今日は靴を二足も買おうとしている! クリスマスや誕生日の予算が5000円だったから、今日一日で2年分のイベント予算を蕩尽する形。豪勢なことだ。黄色のサボが可愛くて、それを履いて帰ることにして、靴の修理は一ヶ月くらいかかるとのこと。おおむね踵の張り替えだけで済みそう。前に来た時もそうなのだけど、接客の温度感が心地いい。
新しい靴の履き心地を確かめるように浅草へと引き返して行って、Gallery ef のガレージセールを覗く。奥さんからはいい感じの小皿があったら確保して欲しいと言われていたのだけど、小皿はもうみんな買われて行った後のようだった。軒先には「DIYコーナー」としてマキタの山があって、これは、と思い奥さんにSlack で写真を送る。丸鋸が気になるということで、LINE をテレビ通話で繋いで、動作確認を見せてもらう。千円だそうで、すごい。電動やすりはサンダーというらしく、お店の人がサンダーっていうのは電動やすりのことですと教えてくれた。奥さんに電動やすりもあるよというと、サンダーでしょ、サンダー見たいという。見て、丸鋸だけいただくことに。祖母の家にいる奥さんは、同じタイミングで遊びに来ている従兄弟の子供たちを、ついでに、と言って見せてくれる。画面越しに、むちむちした赤ん坊に挨拶する。それでお会計の際、机にポツンと置かれていた小さい達磨が可愛くて、このまえの初詣で達磨が気になり始めていた僕はこれも連れて帰ることに。HUNTER のショッパーが大きくて便利だ。丸鋸もちゃんと入る。意気揚々と歩き始めると、さっそく持ち手がちぎれた。そうだよね。遅めのお昼のつもりだったけれど、この荷物では厳しそうだなと判断し、なんとか家まで帰り着く。
家で軽食。そのまま出掛け直そうかと思ってもいたけれど、まあいいやと思い、コーヒーを淹れて、Discord で人の雑談を聞き流しながら書き物などをして遊ぶ。
