自己陶酔のつまらなさを考えていた。酔ってるときよりも醒めてるときのほうが面白い。醒めた人の酔っ払いの演技は楽しいけれど、酔っ払いそのものは大したことない。
自意識の話のふりして規範意識の話しかしていないような作品は安定して人気を獲得するが、だいたいつまらない。自意識が社会規範に屈することを成熟と呼ぶような卑屈はくだらない。自意識が局所的にであれ社会を転覆してこそだろう。
仕様書通りの動作を遵守することすら人間には満足にできないから、その愚かさをクリアカットに記述できる知性というのはありがたいものでもあるのだが、仕様にないことさえできてしまう愚かさにこそ人間の面白さはあるので、仕様=現状肯定の域を出ない賢さはくだらなくもある。
一日つまらない気持ちで労働。昼休みに銭湯に行った。かなりよかったが、奥にあった疲れを引き出してしまった感もある。背中が痛む。
お酒や運動不足などの健康への悪影響についての言説を見るにつけ、生きているとつねに死の可能性があるので体に悪いよな、と考える。食べるのも、眠るのも、本を読むのも、あなたの健康を損ねるリスクがあります。
ゼルダも体に悪い。睡眠時間を削るし、夢中になると前のめりに姿勢が崩れる。
