二人とも早起き。朝から洗濯を済ませ、近所のカフェチェーンでモーニング。ほんとうはグランドメニューが食べたかったけれど、午前中はモーニングのみとのことですこし残念。気がつけば手持ちのコートは全てフード付きで、かつ、最近はパーカーばかり着ているので、どうにも収まりが悪い。フードがついていない上着が欲しくて、古着屋に寄り道してあれこれ試着。奥さんのコメントに従い、なかなかよさそうなのを廉価で買う。近年は服は一点豪華主義というか、お金をかけていいのを買って着倒すというのでやってきたけれど、いまはお金をかけないでそれなりに装うというのをやりたい気分だ。とても寒くて、きょうはもう外に出ないぞと、そのほか買い物も済ませてしまう。スマホをいじる時間をなるべく減らすというか、あれこれ封印したから隙間時間にはKindleを取り出してカントを読む。
帰宅して録音。今回からはシャーク鮫さんに教えていただいたArctisX のUSBマイクをMacBook Airに繋ぎ、Audacity で直接録音した後に、ノイズ除去、ノーマライズ、コンプレッションという作業を行なうという運用を開始してみる。iPhoneのスマホのボイスメモで録って出しというところから飛躍的な進歩だ。なにより音を大きくしたかったのだけれど、マイクの録音音量を設定しそびれたから、けっきょくそれは大差なかった。どうにかできないかと思うが、編集画面にはボリュームという項目が見つからない。あれこれいじってみて、どうやらゲインというのがそれらしい。しかしそれはなんだ。なんとなく、ボリュームは元の音量を最大値として、そこから抑えていく処理であり、ゲインは逆に元の波形を大きくして音を上げていく処理なのではないかと思うのだが、確信がない。参考にしていたあるページにはこうあった。
ゲイン調整とボリューム調整との関係性や、調整する意味を語るなら、インピーダンスと音圧感度についても語らないといけません。
https://classical-music.jp/explain-the-difference-between-gain-and-volume/
もうだめだ。諦めよう。音響の話、カント並みに知らない語彙を理解するための前提知識が求められる。なんなら僕にはカントの方が親しみやすい。オーディオの追求よりも晦渋といわれがちな古典を読むほうができる気がする。よくわからないなりにゲインを調整し、やりすぎるとハウリングみたいになるっぽいことを理解し、ほどほどに音を大きくした。多分できたと思う。聞きやすくしたいな、と思い、あれこれいじってみると、聞きやすくするためにできる余地ってこんなにあったのか、とも思うし、これは無限にこだわれちゃうからほどほどのところで切り上げたいというか、別にこういうことがしたいわけじゃないというのも忘れないようにしないとなという気持ちもあるが、しかしもっとよくしたいと色々工夫してみたり、試行錯誤を重ねるというのは素朴に楽しいことで、しばらくはぼちぼちの範囲でこだわってみたい。
今日の反省としては、いつものようにぼそぼそ喋っても音を大きくできるようにマイクと編集ソフトを導入したのに、張り切って大きな声で喋ってしまったせいでいろいろおかしくなったということだ。なにより、僕の声の圧が高いと奥さんが威圧されてしまう。それを避けるためにも僕は自覚したりしなかったりしながら声からハリを失わせていたことを思い出した。次回からはぼそぼそうにゃうにゃ喋りつつ、マイクのボリュームを上げる。これをやる。
お昼はけっきょく朝の不完全燃焼を晴らすために外で食べたい気分で、買ったばかりの上着を羽織って行く。二人とも好きなファミレスで、たくさん注文してたくさん食べる。楽しい気持ちになる。やっぱりここは間違いない。友達が遊びにきてくれた時も、ここで夕食をとった。そして、そこで猫の話をして、ここでみていてあげるからいますぐ申し込んじゃいな、と励ましてもらえたからこそ、いま家にはルドンがいる。早く会いにきてもらいたいな、と思う。
新日本プロレスのサンノゼ大会は、僕たちにとっては東京ドームの興行よりも垂涎の組み合わせで、たいへん満足だったのだが、早起きしたし、膝で猫もぽかぽかしているし、というので二人とも石井ゲイブ戦の途中で寝落ち。昼寝の後に見直して、やっぱり面白かった。僕は途中から股関節の血の巡りが悪くてソファに座っていられなくなり、ストレッチをしながら観戦。夕食は軽めに。今年のお正月ビリヤニもこれで最後。
