運動の後に筋肉が張って大きくなることをパンプアップというらしい。寝る前にはいつもの大きさまで萎んでいてつまらない気持ち。もっと簡単に大きくなりたい。むちむちになりたい。マ・ドンソクの九分の一くらいの大きさになるのが目標ですね。いまはたぶん十五分の一くらい。てきとう。
Ph.デュ・ピュイ・ド・クランシャン『スノビスム』を読み終える。スノッブはいけすかないだけじゃなくて有用な部分もあると説く、その語りぶりがいけすかないという愉快な本だった。それから『トーフビーツの難聴日記』を楽しく、1003特典の『reprise』まで読み終える。制作や事務仕事について淡々と書いてあるのを読むの、妙に好きだな。
それからタイムラインに眺めていて気になった『思考の庭のつくりかた はじめての人文学ガイド 』をKindleで買って読み出す。いまはこういう初学者向けの入門書みたいなのを読みたい気分だったので。そういえば、学生時代、同級生で頑なに入門書を読まない人がいて軽い衝撃を受けた。え、なんで手ぶらで立ち向かえると思っているの? その過剰な自信が怖いというか、素朴にすごいなと思う。もちろんいやみです。僕は何冊でも入門書を漁り、それからじっさいに古典に向かい、改めて入門書を読み、この簡潔な記述にどれほどの含蓄があったことかと驚く、という読み方をする。入門書は、文体は易しいけれど決してこちらを甘やかしてこない。今回の本は、はしばしに余計な一言があって、著者のことはなんとなく好きになれない感じもするのだけれど、書かれていることは至極まっとうだ。こうやって書き手への共感ではなく、書かれたことへの共鳴だけでも成り立つから本というのはいい。
お腹がずっとガスっぽくて、日記もなんとなしに意地悪になる。
