今日から仕事で年度始まりなのでどうしても月曜日気分で、ジャンプの更新がないことに何度も首をかしげていた。仕事をしながら柿内での名刺のレイアウトのぼんやりした構想や、ゴールデンウィークの前後くらいのタイミングで連休をとって神戸大阪京都の本屋さんを巡れないかななどと考えだす。
退勤後は奥さんと飲む約束をしていた。昨日の夜に寝つかれないままお腹が空いてしまって、ポテサラが食べたいッと大騒ぎしたのでちかくの大衆酒場にポテサラとビールを求めていったのだ。隣席との距離がほとんどなくて、となりの二人が大きな声でうきうきおしゃべりに花を咲かせていたのでほんとうにポテサラとビールだけ済ませて二軒目に。いつも満席のお店にちょうどよい空隙があったようで通してもらえたので嬉しかった。ホールのお兄さんが、長身を隠すように肩を内側に入れる所作や、首を傾げて目をきゅっと絞るような笑顔の作り方が前川優希にそっくりでなんだかツボにハマってしまう。デコポンの白和えで始める。アスパラガスの炉端焼きもとても甘い。主役の春山菜の天ぷらはぜんまいやふきのとうや菜の花があって、ふきのとうのほろ苦さにレモンと塩をちょっと垂らして合わせるとごきげんだった。日本酒をちびちび舐める。じらすというのはすごい。先週あまり家にいなくて奥さんと遊べなかったから、きょうこうして一緒に飲み食いできることが楽しくって仕方がなくて、にっこにこ飲んでいたらぺろんぺろんで、おいしいうれしいたのしいと何度も何度も伝えた。奥さんは保護者のような顔で微笑んでいて、もっとこっち側に来てよとお酒を勧めると、もうねえ、ちょっと頭が痛くなってきたから飲んでもそっちにはいけない、との応えでだったらさっさと帰ろうとお店を出る。ホールは大忙しでお会計ですこしもたついて、でも前川優希の困ったようなくしゃくしゃの笑顔で謝られるとまあいっかとなる。コンビニでハーゲンダッツのサンドのやつと温かいほうじ茶を買って歩きながら食べる。奥さんが日中に見ていた映画の話から、明治の文豪の話や、新撰組の入口はどこからなのかという話に移っていった。じらすことの効用について話すと、とはいえ一週間も空いてないんだけどね、と苦笑される。
帰り際に前川優希がくれた入浴剤を入れてお風呂に入る。入浴剤は楽しいから好き。色が変わるのも面白いし、変な匂いがするのもおかしい。とくに意味がないのもいい。
