午前中から集中して「雑談・オブ・ザ・デッド」の原稿整理。音声入力による文字起こしではルピタ・ニョンゴが難関で、「のび太日本語」や「る三谷温子」になっている。じぶんのひとまずの担当分について半分くらいまで終えることができた。途中からはテイラー・スウィフトを聴きながらごきげんで作業を進めていて、テイラー・スウィフトは元気が出るなと思う。ためしに仮で組んでみたレイアウトに文字を流し込んでみて、案外ページ数は嵩張らないかもしれない。200ページくらいに収まるんじゃないか。これをZINE にしては薄いなあと感じているのは、僕の感覚がおかしくなっている。でも300ページくらいいくかもとワクワクしていたので、肩透かしではあった。もちろんまだ仮のアレなので、じっさいの出来上がりはどうなるかよくわからないままだけれど。
夕方のうちにカレーを作っておいて、今日は夕飯は各自のタイミングで済ませる日。
もたもたしながら家を出て、高校生ぶりだろうか、片道40分以上の道のりを自転車で飛ばしていく。もちろん僕は道中「オラア」と声をあげて加速したり、「恋のヒメヒメぺったんこ」を口ずさみながらケイデンスを限界まで上げたりした。太ももの前部が熱を持って張ってくる。汗がすごい出る。なによりも、お尻が痛い! 自転車ってこんなにお尻が痛くなるもんなんだっけ。結果的にほとんど立ち漕ぎで、前傾姿勢で走ることになる。折り畳み自転車だが、気持ちはロードだ。俺は強い。あだ名は元チャリ通。雨の日以外は毎日のようにチャリを飛ばして高校に通った。自転車はコースの組み立てが大切っしょ。つねに帰り道いくつブックオフとヴィレヴァンをはしごできるか計算しながらペダルを踏み続けたもんさ。俺は強い!俺は強い!俺は強い!ラブリーチャンスぺたんこちゃん!ラブリーチャンスぺたんこちゃん!
そして「円盤に乗る場」に辿り着いた。今月から僕も参加メンバーとして遊ばせてもらうことになった。真剣で、不器用で、たのしい時間がそこにはあって、なんだか自分ができそうなこともぼんやり見えたような気がして嬉しい。楽しみな用事もできたようだった。元気が出た。自転車に乗って円盤に乗ると元気が出る。復路はレコードを塗り替えるために、マップも頭に入っていたから、とにかく黙々とケイデンスを上げた。もっと速く、もっと速く、もっと速く!うーさーぎーおーいし、かーのーやーまー。食ったんやろ?カレーにして食ったんやろ?うん、自転車飛ばして、家に帰って食べたカレーは美味しかったなあ!美味しくできてほっとしたわ。ほな。
今日の日記の下書きをチェックした奥さんは言った。
令和に爆誕したペダステオタク……、と。
