「タモリのオールナイトニッポン」を聞きながら労働。オールナイトニッポンブルースが笑ってしまうほど格好いい。途中で止めて、RUN D.M.C やモダン・ジャズ・カルテットとのセッションを見つけてきたり、楽しく聞いていた。二人でファンタジーを口三味線をはじめるところもとてもよかった。後半で誰とも共有できないでいる時間の重要さみたいな話があって、孤独な観客である時間は自分なりの態度を発酵させたり、根拠のない自信を育む、その時間を懐かしんでいた。一年くらい引きこもっていたい。そんな気分がある。いまでもじゅうぶん出不精なのだが。
『〈世界史〉の哲学 近代篇2』が終わってしまう。たいへん楽しい読書で、次は近世篇のつもりだった。もうリュックには準備してあって、最初の一章をさっそく読んでる。そのあとは一気に遡って古代篇、中世篇と先に西洋を通してから、東洋篇とイスラーム篇に進むつもり。最後は現代篇まで読むのだろうか。一〇年以上のプロジェクトを一気に読めてしまう贅沢。投入された時間に対して、読むという行為のなんと軽薄なことだろう。ぞくぞくする。
家に帰ると友田とんさんの『ナンセンスな問い』が届いていた。なんだかとても嬉しくて、僕はこの本をもう随分と待望していたような気がする。取手翔にまた会える! と思う。奥さんも僕もタペの話がかなり好き。読むのが楽しみだな。
巻き寿司を食べすぎてキャベジンを服んだ。
満腹が過ぎる愚鈍な頭で考えた。あしたはなにして遊ぼうかなあ、なんかチャラついた格好で外をぶらつきたい。
