2023.09.12

朝イチでBUCK-TICK 『THE PARADE ~35Anniversary~』が届いたのでさっそく開封。二日間の公演の一日目にあたるFLY SIDE を浦和の映画館で観たので、きょうはHIGH SIDE を観る。家の鑑賞空間を整えておいてほんとうに良かったと思う。最高だった。映画館での上映はマスタリングが調整されていたようで、それはそれでかなりいい体験だったのだけど、ボーカルが強調されすぎていた感じも否めず、家でpopIn で再生する円盤はバランスよく、室内への反響具合もいい塩梅でうきうき楽しめた。BUCK-TICK は音楽自体も奇妙でポップで面白いし、パフォーマンスがとびきりだからライブ映像を見るたびにうっとりしてしまう。週末の群馬が楽しみだな。群馬も初めてだから、あれこれ行きたい。REBEL BOOKS は絶対で、つぐみBooks&Coffeeはさすがにライブの時間を気にしながら行くにはやや遠そうなので、すでに群馬再訪は決まったようなもの。今週は遠出が重なるので、無理は禁物。

あさってまで京極堂の気分を維持する必要があるので、『陽』から読んでしまって前後するのだが『百鬼夜行 陰』も読み始める。『百器徒然袋』と『今昔続百鬼』も買ってあるというか、Kindleのセット買いでうっかりついてきたのがあるので、二日で読むものがなくなってしまうことはないだろうし、そうなったら『今昔百鬼拾遺』も買ってしまえばいいだけでもある。しかしこのあたりのスピンオフというか、派生作品はタイトルがややこしくてなにがなんだかわからないが、そもそもやたら画数の多い妖怪の名前がずらずら並ぶ本編からしてややこしいのかもしれない。『百鬼夜行』は被害者や加害者の前日譚が多く、とにかく気が滅入る。やっぱり読み物は元気が出るほうがいいと思う。

夜にはすっかり回復した奥さんと録音。しれっと配信日をいじって月曜日公開ということにする。夕食は奥さんにはポトフ、僕はそれをカレーにして大盛り二杯もりもり食べた。夕食の後も『THE PARADE』。各日のマルチアングル曲を全員ぶん観る。カメラが追いかける楽器を耳も取り上げるようにして聴くので、面白いものだなと思う。日記を書きながら、好きな曲を何度も繰り返し観ちゃう。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。