午前中は猫の相手。口内の状況がちょっと気がかりなのだけれど、歯磨きに失敗し続けている。
昼過ぎから電車に乗って、奥さんとよくおしゃべりをする。昨晩ポッドキャストで一年の振り返りをして、来年の抱負は「友情努力勝利」なのだと話した。その内実について、録音では話せないような具体性を交えつつ真剣に会話。たいへん充実して楽しい。僕は奥さんとこうしてまじめに話している時がいちばん満たされていると感じる。とにかくしっかりおしゃべりすること。それだけをいつも求めている気がする。乗り換え駅の街のいきなりステーキで赤身を食べる。千葉にもウエストがあることを知り、喜びはしゃぐ。福岡で行って、ちょうどいいなーと思って羨ましかった。今度行ってみよう。ちょうどいいところにはないのだが。
水道橋に着いて、闘魂SHOPでイッテンヨンに着ていく服を選ぶ。デスペの薔薇パーカーは今日の武道館にもちょうどいい。TMDKのプルダウンパーカーも買った。去年は右も左もわからなかったのに、今年はたぶん誰よりも張り切ってる。それから神保町まで歩いて、さかいやでHOKAの黒い厚底スニーカーを買う。同じ通りのかるた屋を眺め、ドトールに入って買ったばかりのスニーカーの靴紐を、タワレコ特典のBUCK-TICK 仕様に取り替えて履く。ちかくの客がツナサンドを食べているのだろう。猫のにおいがして、ふと家にいる気分になる。猫のことが気になる。
武道館まで歩く。物販列が解消されていて、スウェットとジュエリーケースはまだあったから、ラッキーとほとんど待たずに買う。去年は物販に一時間以上並んで、寒かった。でも並ばずにはおれなかった。ほかのことなんて考えられそうになかったから。今年は、もう豊洲に行って大丈夫だと思えているから、ただ楽しみで、日中は平気でほかごとをしていられた。しかしすごい買い物の量だな。お金を使うのが楽しくなってきたのはこの数年のことで、それまではずっとどこか切迫した嫌さがあった。いまは服でも小物でもなんでも買ってみたい。でも煩わしさはやはりあり、「おさがり」も欲しい。しかし、もうおさがられるような年齢でもない。残念だ。
一年か。武道館に来ること自体が昨年以来だ。去年はアリーナ、今年は二階席の柵前で、くたびれたら座っていてもステージが見えるからいい席だった。ヒデさんの歌がまた一段とよくなってた。ライブハウスで聴いた時は、これで大きな会場で行けるのだろうかとすこし思ったのだけれど、しっかりスケール感を上げてきていた。同じくらい悪ふざけも過ぎていた。後ろの席の人が、ヒデさんはずるい、と思わず溢すほどの出来で、さすがだった。今井さんの歌唱はつねに凄い。自分の声もノイズやシンセサイザーと同じようなものとして扱ってる感じがするというか、歌ものもインストみたい。ユータはかわいい。最後の挨拶で涙ぐんでしまう。武道館ってこんなに音いいんだ、というのがいちばんの印象だった。広い場所で演奏される「神経質な階段」が最高だった。
楽しかったなあ、と飯田橋まで歩き、四川料理を食べて帰る。山椒ハイボールの山椒が強烈。魚も茄子もうまい。寒くて酔いはすぐに醒め、コンビニでデザートを買う。
帰宅するとお待ちかねの猫様がしきりに鳴くので、お風呂だけ済ませてデザートは断念。なるべく構ってやる。
