2025.02.23

俺こそが泥だ。どろどろに眠り、寝ても寝ても寝足りない。猫が呼んでも起きやしない。ちょっと目を開けて、また瞑る。するとすぐさま眠りこけちまうってわけです。へっへっへ!

というわけで寝坊。朝の『ロマン』はなし。とはいえ九時半とかだ。ずいぶんと成長した。昨晩入り損ねたお風呂に浸かり、ブランチはカレーパン。夕方に本が届くので、午前中から散歩がてら出かける。奥さんの服を見に行って、三軒ほどまわる。そのあと工作のための道具も見繕い、想定していたよりもたっぷりした外出になった。帰宅すると十五時前。くたびれて、チョコレートでひと息。夕食のハンバーグの仕込み。

十六時過ぎに荷物届く。実物で確認すると、文字組に余裕がなかったな、ページあたりの文字を減らしたのだから、もっと余白を思い切ってとればよかった、という反省もあれど、いい感じだ。いちばん肝腎の表紙の色の感じもよく、嬉しい。これはオブジェとしてかなりいいものだ。ぱっと見の印象で文字の圧はすごいけれど、読み始めると読み味は悪くなさそうで、ひとまず安心。すかさずクリックポストで献本の郵送準備、ポストに投函。それから岐阜の荷造り。事前搬入は間に合わないかもしれなかったので、ひとまず実家に送り込み、そこから持っていくつもり。段ボール一箱分を詰めるのは奥さんにになってもらい、僕は日没前に自然光で本とルドンとの写真を何枚も撮る。静物と動物のツーショットは難しく、ほとんどブレたが、ひとまず告知はこれでいこうかなというものを選定する。それから小萩さんにメール。せっかくなのでオフショットを何枚か添える。ほら、あなたの本だよ、と対面させた時、すんすんと嗅いでそのままの勢いでがぶりと噛みついた様子を捉えたもの。やめて! 噛まないで! と大笑いしながら撮った。明日の集荷を手配し、すっかり日は暮れた。

それから録音。ハンバーグを煮込む。『メサイア』観ながらごはん。食後もそのまま『メサイア』。きょうは赤澤燈が主演。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。