きのうはうっかり夜更かしで、朝から異様に体が重たい。疲れないなどと嘯いたから、思い知らされているのだろうか。しかし、いったい誰に?
『黒人音楽史』を楽しく読んでいる。韜晦、ほのめかし、幻惑、まがいもの性、駄洒落、屁理屈、牽強付会、コピーのコピーのコピーのコピー。最近忘れがちだった自身の好みを思い出すようだった。僕の場合、ミスティフィケーションを目指しつつ、その冗漫さが迂遠でしかなかったりするわけだけれど。もっと煙に巻かなければいけないな、素朴な書きぶりに意味を見出すのはやはり難しい。素直に書くためにも、鯰のような掴みどころのなさをいま一度装う必要がある。騙りとしての日記。もういちどそれをやろう。
きょうも色んな人がなんかずっとべらべら発声していた。会議は一時間、いやじっさいは三〇分超過すると集中力がゼロになるのだけれど、自分のポッドキャストは平気で二時間とかやるのだから身勝手なものだなと思う。まあ、会議と雑談はまったく別物なのだからそもそも並列できない話ではある。カハタレの会議はいつもスパッと終わるから気持ちがいい。打ち合わせの類に時間をかけるのは美しくない。打ち合わせは端的に決めるべきことを決めていく時間であって、奔放に連想を広げ、むやみに網羅しようとしてはいけない。引き算の時間に足し算ばかりする人は多い。
