雨。昨日のお酒は思ったより残っていないけれど、気圧と湿気でどんよりとした体の重さ。思い切り遅刻する。行きで『ヒップホップ・レザレクション』を読み終える。帰りは『ブラック・マシン・ミュージック』にするかな。文庫の上巻は数日前に終わっていまは下巻。コーンの自叙伝も半分以上進んでいて、中根中の評伝も終盤だ。併読が捗っているとき、終わるのも一挙にくる。さみしい。
まっすぐ座れていない気がする。肋骨の下、お尻までの間の骨があんまりなくて筋肉だけで支えているところの筋肉が落ちている。腹筋と背筋を鍛え直さなければならない。酷暑でさっぱりやる気がしなかったが、そろそろ自宅での運動や体操をしっかりやらなくちゃ。本もそうだけれど、あれこれとやる気がわいているが、どう考えてもセリフ覚えからの現実逃避である。受験勉強時にこそ掃除が捗るのと一緒。だとしたら、まずはセリフを覚えないといけない。
帰りは音楽ではなく、『黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人』が読まれて、終わった。明らかにただのチンケな詐欺師でしかない中根中が、当時の人種差別主義者のFBI長官の誇大妄想によって黒人扇動の立役者として大騒ぎされたが、大騒ぎしているのはFBIとこの本の著者だけで、書かれている事実だけを抜き出せば、やはりかなりの小物でしかない。ボヤをボヤだと知りながらなんとか大火事に見せようとするかのような奇妙な本だった。割かれた紙幅としては二割程度で、添え物のような扱いの疋田保一のほうがずっと面白そうだ。というか、中根中の評伝と書いたが、むしろ印象に残るのは宣教師や日系一世、疋田などの生き様だった。ひとを苦労させる人よりも、ひとのために労を惜しまなかった人の話のほうがずっと面白い。
