八時前に起床してゴミ出しなどの朝タスクを完遂し、また寝る。猫を抱いて昼までしっかり眠る。それから起き出して、何をしていたんだ? 原稿を書いていたでもない、本を読んでいたでもなさそうだ。え、なにをしていたんだろう。ずっと寝てただけ? 書店に納品に行こうかと思い立ち、でもどこも昨日で年内の営業を終えていることに気がついて諦めたのは覚えている。たぶんルドンと遊んだり、うとうとしたりしていたのだろう。あとは名古屋の日記を書いたのかな。そんなこんなであっという間に家を出る時間になり、リュックには友田さんの『「手に負えない」を編みなおす』。地下鉄で読むのはまた格別だ。読み終えそうだったので、慌てて閉じた。もうすこし時間をかけたい。
九段下で降りて歩いているとうしろから小突かれて奥さんだった。五日ぶりのラブリー。ON READINGの話やポルノの話をお互いに交換しながら武道館まで歩く。年の瀬のBUCK∞TICKはこれで三年目。僕は武道館の櫻井敦司を見ることは叶わなかったけれど、一年でめきめきと上達する様子を追いかけることはできた。フェスというのはバンドを成長させるのだろうな。ボーカル二人のステージングの目覚ましさがすごかった。親と同世代だというのに。年長者がずっと成長していく様に励まされる年の瀬だった。本編の「黄昏のハウリング」までが終わったあと、ふたりで、すごくよくなっていたね、完成を見た、もうこれでおしまいでいい、なんならちょっと帰りたい、と話していたのだけれど、アンコールの最後二曲——「Baby, I want you.」と「スピード」!——ですべての記憶が塗り替えられてしまった。ツインボーカルのバンドになったんだなあ! 特に今井寿が「スピード」でボーカル取るの、直接的すぎてにこにこしてしまう。
飯田橋まで歩き、駅前のビルでもつ鍋を食べる。二人で嬉しく乾杯し、久々の再会で気持ちが緩みまくって揃ってぺろんぺろん。ごきげんに帰宅。やっぱり奥さんと一緒だと嬉しい。
