2026.01.18

早寝したわりにはあまり疲れがとれた感じのしない起床。今月はやたらと社交的なので、今日は貴重な二人の休日。なにかしらちょっとしたスペシャルな外食とかしたい、都内まで出かけようかとも話していたけれど、やや寝坊気味で出鼻を挫かれた形。そもそもなんだか寝苦しいのは布団が埃っぽいのではないかと猫を締め出して二階の換気をする。そのうち布団を洗いにコインランドリーに行こう、そのついでにパフェ食べに行こうと決まる。布団カバーを洗濯カゴに放り込んでこれは後で家で洗う。ビニル紐で羽毛布団をふんじばって自転車のカゴに押し込めて走り出す。布団専用のやつがあるランドリーに行ってふたつの布団を一気に。二千円ちかくを全部硬貨で投入。乾燥込みで九十分かかるいざいざ洋菓子屋に向かうと開店が十三時とかで、寝坊気味とはいえ午前中から活動を開始したのが仇となる。あれまあ、と言いつつファミレスに入る。まだお腹空かないよと言っていたくせにお腹は空く。のんびり食べ、おしゃべりし、ランドリーに引き返す。どうしようかと迷いつつ、お腹は一杯だが頭はパフェを欲してるとして洋菓子店に戻り、カゴに洗い立ての羽毛布団を詰めたままの自転車を停めてパフェを食べる。アイスと自家製キャラメルがおいしい。ちゃんとちょっとスペシャル。満足。帰宅して、スペシャルシングルマッチみたいな質の高い録音をしたいと宣言して録音。三時間近くになる。長けりゃスペシャルってわけじゃない。固まってもいないし、まとまりもしない話を、人は人とこれだけの長さできるし、してもいいんだというのを体現しているといえば聞こえはいいが、コンテンツとしては落第であり、しかしコンテンツとしてやっているのかと言われるとそうではない気もする。でもわりと満足はあった。ポイエティークRADIOの録音はふたりが満足するか疲れるかしたら終わる。毎回出し切る。出し切るというと聞こえはいいが。ここまでやってもまだ十八時。もしかして、近所で過ごせば一日ってすごく長いのかも。都心に出ると移動だけで時間をくうから、同じことをしているだけでもう二十一時にはなっているだろう。いろいろタスクをキルして、お風呂まで入って、日記も済ませちゃおう。それでもまだ二十時半。わおわお、こりゃいいや。もうひと休日やれちゃう。なにをしようかなあ。ルドンが遊んで欲しそうだからまずは猫じゃらしタイムだな。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。