日曜あたりから梅雨入りしていたらしい。週明けからずいぶんと体調が悪く、寒暖差と湿気由来であるのは明らかだった。まずいクッキーをおいしくないケーキにリメイクしたものは、依然おいしくはないのだが朝に無理やり平らげたら胸がむかついてちょっと吐いた。毎年のことだけれど掌がピリついており、いずれべろっと表皮が剥けるのであろうが、そうなるまでの痺れこそが不愉快で、いちいち気になる。頭も痛いし、食も細い。だからこそ無理やり食べ過ぎてみたわけだ。無理やりエネルギーを補充してから家を出て、脚を動かしているとだんだんマシになってきたような気がする。もう動きたくない、そう思うほど不調な時ほどじつは体を動かしたほうがいい。直感的な理解や欲望が不合理である最たる例だ。動けば動けるようになる。吐きはするかもしれないが。吐く前よりも元気ではある。きのうだって、もう嫌だもう何もしたくないと思ってから、奥さんとのデートだという方便で自分を励まして着替えてスーパーに買い物に出かけることで血行が促進されて夕食を作る元気が出てきた。つまり、きょうのように出勤したくねえなあ!という時こそ立って電車に乗って一駅分くらいは歩いてと体に鞭打ったほうが結果的に活力が湧くものだ。へんなの。休まなくちゃと一日寝ていると助かるような気はするがなんにも助かっていない。そういう日こそ動け。しかし、動くとやはり疲れはするのだ。一度しんどさを経由しないと楽しくできないというのは真理だが、しかしなんとまあ嫌な真理だろう。しんどいのいやなんですが?
