無意味なことだけしてたいな。小学生のゲップを聴き直しながら、その無意味の強度を思う。
図書館に本を返しに行く散歩中、昨日の録音を聴き返していたら、自分のおもんなさに比喩でなく具合が悪くなってきて、データを削除することも考えたが、油断するとお前はこんなにもクソ面白くもないただの肉塊であることを思い出す必要が出てくるかもしれない。戒めとして残しておく。
『ニュー・ダッド』を読みながら『ゾゾゾ』。僕がいまいきなり藤井隆にハマっているの、ニュー・ダッドを求めていたのかもしれないな、と思う。『ゾゾゾ』もおっさんたちがキャッキャとはしゃぐ様子を眺めたい欲で見ている気がする。ニック・フロストのインスタを延々と遡ってしまうし、僕はそもそもキュートなおっさんがけっこう好きなのだ。
夕食後は昨日さんざんスベり倒した録音のリベンジ。睡眠が足りていれば僕はまだ面白く喋れる、すこし自信を取り戻す。自信を失いかけるというのが珍しい事態だったので不安だったがすぐに取り戻せてよかった。
下品な人たちの内輪ウケパーティーに巻き込まないで欲しい。僕はそんなものに一銭も払いたくないし、何一つ関わり合いになりたくない。自分たちのパーティーがしたいな、特に大義名分がないやつ。無意味なパーティー。なんとなくおしゃれして、なんとなくご飯が並んで、なんとなく踊る。こうなる前はよく家に人を呼んでいて、僕たちは家に人を呼ぶのが好きだった。それができなくなって、すごく嫌だな、ということを久しぶりに思い出した。招かれるより招くほうが楽しい。招くようなことをもっとしたい。