午前中に縦になって、図書館で本を借りてくる。そのあいだに奥さんも支度を終えて、ふたりで出かける。歩いていると、なんだか久しぶりだ、と言う。こうやって午前中からデートするの。時計を見ると一一時五〇分だった。たしかに。焼肉ランチ。奥さんは石焼ピビンパで、僕はカルビ定食の肉二倍を頼む。二倍にした肉の三分の一くらいを奥さんにあげる。奥さんもピビンパをくれる。ビビンバってピビンパで合ってたっけ。ビピンパだっけ。ビビンバでいいんだっけ。
それから新宿へ。『響け!ユーフォニアム』の新作を観る。今回も丁寧で、いい作品だった。これまでも、並んでの手洗い、雨の坂道を駆け上がるなど、演奏以外の行為の共同が、そのまま象徴的な会話のダイナミズムとして描かれてきた。今回の手洗いも良かったが、サビは遠景から撮るマリンバの運搬だ。これまで以上に動きとしては地味だ。だからこそじんわりといい。アニメーションを観たなあという満足がある。
紀伊国屋書店に寄る。こちらのビルの一階に移動してきたサンリオショップものぞく。午後からやってる夜パフェ専門店でパフェを食べる。食べにくさは随一だった。難所を越えた後半は素直にとても美味しくて、やはりパフェというのは見栄えだけではなく、味の組み立てを計算するならきちんとスプーンでの崩しやすさまで配慮するべきだよな、などと考える。
深追いはせずさくっと帰宅してお風呂。夕食はかるめに白菜と豆腐の煮込み、しめじの卵焼き。録音では子供の頃読んでいた本の話をして盛り上がる。ハキハキ喋ることを意識し過ぎて、何を喋っているのかわからなくなる瞬間が八回くらいあった。
