2024.08.22

午前中に荷物が届いて、マキタの草刈機だった。さっそく普段は掃除機を働かせているバッテリーを装着して庭に出て試してみる。たのしい。油断すると小石が顔面に跳ねてくる。保護用のゴーグルを装着していなかったらお気に入りの眼鏡が傷つくところだった。試し刈りのつもりがついつい張り切り気になっていたところはあらかた刈り取ってしまう。あんなに茂っていたものがゴミ袋ひとつぶんで収まるというのは意外だった。刈り取ったあとに袋にまとめるのや、大きなものは根っこから引き抜く作業で汗だくになってしまう。本当は草刈りは息抜きの運動とする予定だったが、にわか雨があり、これでしまいとする。

日中はゲラ作業。あいまにメールの返信。ひたすらゲラゲラ。この数年書き溜めたものを読み返していると、驚くほど面白いものと、信じられないほど拙いものが混合しており、思ったよりも楽しい。コーヒーをおかわりしつつ集中して三分の二ほど終わらせる。それだけですっかり日が暮れてしまって、休みなのに働き者だった。夕食の支度をして、お風呂に入るともう寝る時間。なんとなく物足りないような気もするし、捗ったような気もする。ただぼけっと休養するだけの日をつくりたいのだけれど、なんだかんだでつねに忙しないのは不可解だ。

柿内正午(かきない・しょうご)会社員・文筆。楽しい読み書き。著書にプルーストを毎日読んで毎日書いた日記を本にした『プルーストを読む生活』、いち会社員としての平凡な思索をまとめた『会社員の哲学』など。Podcast「ポイエティークRADIO」も毎週月曜配信中。