まだ秋じゃなかったな。先日強風で壊れてしまったからいま日傘なしで外を歩いているのだけど、これはもう靴を履かないで工事現場歩くようなもんだ。
というわけで、新しい日傘を買う。ヘラジカのイラストが添えられている可愛いやつ。前回は軽さ重視だったので、今回はもう少し丈夫そうなものを。壊れてしまったのは水色で、黒いリュックに挿していると浮いていたから黒に戻した。せっかくなので遮光率もより高いものにしてみる。先ほどまで剥き出しだったぶん、ありがたみが増す。ごわごわしてやや畳みづらいが、慣れるだろう。もう日傘なしではやっていけない。サングラスもそうだ。日中外を歩く時は目を守らないと、日射の疲れが目から全身に回る。ただ、サングラスは付け替えが面倒でなかなか日常の習慣にならない。日傘はリュックのサイドポケットに挿すことで手軽になったけれど、サングラスはリュックの内ポケットにあるのがよくない。しかし眼鏡を外側に配置するのは抵抗がある。ポシェットを首から下げるようにすればいいと思ってはいるのだが、毎朝忘れてしまう。そのせいでズボンのポケットもいつもみっともなく膨れている。
遅めのお昼につけ麺を食べすぎて具合が悪くなる。通勤中には『庭のかたちが生まれるとき』を読んでいる。面白い。ひとつの配置でリズムが生まれ、つぎの配置を呼ぶ。二者以上の要素間の関係が、全体の織り目をつくりだす。
十五夜ということで、奥さんと窓から月を見る。街灯と同じくらい明るく、ペカーッと光っていた。