今日は午前中から夕方まで絶え間なく会議が連続していて、二階の篭り部屋でそれらをこなすのだが、ほんとうに切れ目がないので一階に降りて食事を摂るのも諦めて、やいのやいのとやっていたのだけれど、奥さんが親切にも朝はカフェオレとバウムクーヘンを差し入れてくれて、なんとか頭も胃も動き出す。お昼にはご飯と味噌汁、焼き鮭に卵焼きをお盆に載せて持ってきてくれる。マイクをミュートにして耳だけ聞きながら汁を啜るとぽかぽか温まってきて元気が湧いてくる。それはやっぱり温かいものを食べないとだな、と納得される活力の湧き上がり方で、あとなにか差し入れというもの自体に、遠足やピクニックのお弁当に似た浮き浮きしたものがある。ふだんは食事の場でない場所に食卓が展開される面白さ。ふつうに余裕がないだけなのだが、奥さんのおかげでどことなく楽しくさえあった。一年に一回くらいだったらこういうのもいい。恒常化するのはごめんだ。夕食はウー・ウェンの肉団子をつくる。肉団子の煮汁がそのままスープになる、黒酢で味を調えて、舞茸もちぎって一緒に煮込んだ。温かいもののおいしさが沁みるだけの涼しさがあって、それ自体はとても嬉しいけれど、きょうの涼しさは雨ゆえのそれでもあって、雨はあまりいいものではない。季節の変わり目は、しかしだいたい降るたびに進行していくような感覚はある。そろそろ衣替えもしたほうがいいのかもな。きっと寒くなる迄そう時間はかからない。このままずっと涼しければいいのに。『逃げ上手の若君』のアニメの最終回を見て、続きが待ち遠しい。
