朝は出社まで電子端末に触れないようにしてるから、ディスコに行かずにみだらでいれた。あと五〇頁くらいしか残ってない。まだまだ読めそう。あと三千頁あってもいい。
出勤。梅が咲き始めていい感じ。けっこう暇なはずなのだけれど気忙しい。たかだか二日や三日ないだけのはずなのに、なんで二月はこんな短いんだ。
ほんとうにSNSを見なくなってきた。金曜のイベントで話したことにも繋がる。閉鎖的なコミュニティの内外を区別する符牒を内面化しすぎないこと、そもそもそうした内輪の共同性からすら自閉的に振る舞うこと。注意を引きつけて、「みんな」の話題を錯覚させるみたいな状況を、この十年くらい内面化していたように思うけれど、いろいろ経て「みんな」とか知ったことないなという元々の性向に戻ってきている感じがある。まじでどうでもよい話題がどうでもよくなってきてる。私企業や私人のあれこれというのは原則として他人事であり、わざわざそこに何かを考えるリソースが勿体ない。なんでもかんでも政治に持ち込むことへの幻滅からくる、単なる反動かもしれないけど。
今の僕のアテンションは『ディスコ探偵水曜日』にほぼすべて奪われている。とにかく暇さえあれば読んでいる。皿洗いのときも、肘でKindleのページを送って読むほどだ。中巻を終えて、クソみたいな気分になる。
夜は閉店後の紀伊国屋書店で福尾匠による人文書コーナーでの実演販売ツアー。閉店後の本屋に入るというのが楽しみだった。三階まではバックヤードから行くのだろうかとわくわくしていたのだけれど、そこは流石にエレベータだった。研究者の学生時代の読書経験や、現在の読書状況について聞くのは面白い。すくなくとも一冊は買っていくという約束で、しかし紹介される本はほとんどすべて持っているか読んでいるかしたもので、焦る。最後の最後にラトゥールの本が紹介されて、それはまだ読んでいなかったので飛びつく。
帰り道は極寒。自律神経が震えてぐんにょり。お茶を飲んで、お風呂に入って、だいぶましになるけれど、すっかり夜更かしだ。
