エーステACT3を完走し、ようやく視野が開けてきたのだけれど、もう今週末が文フリ東京。新刊出すか出さないか迷っているあいだに、間に合うとかじゃなくなっている。そもそも『会社員の哲学 増補版』の増刷だって判断が遅くて会期に刷り上がりが間に合わないし、来週末はカハタレの本番だし、再来週末もおしゃべりの予定と本売る予定とがある。エーステにかまけているあいだに、いろいろが押し寄せてきている! おもしろげなお誘いやら、楽しそうな依頼やら連絡いただいていて、文フリの荷物の集荷依頼もしなきゃだし、『プルーストを読む生活』増刷にあたって原稿チェックもしなくちゃならない。免許の更新ハガキも来てた。た、た、た、たいへんだ〜〜〜〜〜
落ち着いてタスクを書き出して、まずは猛然と返信。それから文フリのWEBカタログの整備。スケジュールを整理して今月の予定をAffinity Publisher で一覧化、それをメルマガに添付して、そのままざっと本文を書き出す。配信して、それぞれのSNSにリンクをばらまく。それから一階に降りてざるそばを作ってお昼。奥さんに文フリの段ボールの荷造り依頼、ヤマトに集荷依頼。カタログをざっと見してリストアップ作業——ほとんどSNSを見なくなった今、切実にカタログに情報を掲載してくれと思う——を済ませ、免許の更新日時も決める。どっと疲れる。『プルーストを読む生活』の作業は後日だな。タスクリストを書き出せばほとんど終わったようなもの、と過去の僕は言ったらしいが嘘だと思う、そう愚痴りながら作業に着手したが、じっさい、やっぱり正しいと思う。リストアップまでが重苦しく、そこからはひとつひとつ片付けていけば片付くのだ。タスクリストを書き出せばほとんど終わったようなものです。
多動のため、クールダウンが必要。こういうときのクールダウンのリストをつくっておくべき。とりあえず昨日と今日の日記をすごい勢いで書く。それでも頭の過活動感がおさまらないので、どうしたものかと困る。やはりこういうときにルービックキューブとか欲しい。あるいは、ペーパーでも新作しちゃうか。やる気というのはやらないと湧かない。つまり、これまでうだうだしていたのは手を動かしていなかったからだと、n度目かの気づき。しかし、動かずにはいられないとか、止まれない止まり方がわからないとかいうのは、ふつうに愉快な状態ではないので、ほんとうに手を動かし始めるべきかどうかはよく考えるべきだと思う。けっきょく勢いに乗って『プルーストを読む生活』の指摘事項の確認だけは済ませてしまう。
メルマガにも書いたけれど、四月からいろいろと生活様式に変化がある類の人たちにとって、一ヶ月かけてようやく整備してきたリズムが五月頭の連休によって崩されて体調が悪くなる、というようなこともあるかと思います。僕はそうです。みなさんはお元気ですか。元気じゃなくても、それなりにやっていけていればいいですし、そうでなくても仕方がない。それが季節の変わり目。ずっと寝ていたい。そう思っていたこの数ヶ月でした。おかげで観たかったお芝居や、映画や、イベントを、ことごとく見逃した。残念だけれど仕方がない。
今朝からルドンは奥さんにべったりで、また顔をくっつけあって寝ていたし、日中も甘ったれていた。僕しかいないとわりあい塩で、すん、とどこかへ行ってしまうし、撫でているといきなり邪険にあしらってきたりする。明日から奥さんは外泊が続くから、せいぜい今のうちだぞ、と思う。これで僕だけになってもそっけなかったら、すごくさみしいだろうな。